7月18日は海の日!
今年も来ました男鹿マリーナ。
男鹿マリンクラブさんの《海の日記念事業クルージング体験航海》と、国土交通省所有の港湾業務艇《あきかぜ》体験航海に参加しまーす。
まずは秋田海上保安部さんと、船に乗る時のお約束を確認します。
① 救命胴衣を確実に着用する。
② スマホなど連絡手段を携帯する
③ 海の「もしも」は118番に電話
救命胴衣の着用方法と「海に落ちてしまった時は こうやって救命胴衣をふくらませるんだよ」ということを教えていただきました。
準備ができたらそれぞれマリンクラブの船に分乗して、船川港のクルージングに出発です
くもり空ですが、かえって良かったかも~?日焼けが心配だもの。
寒くもないし、風がキモチよかったです。
ことしもヒラメの稚魚を放流しました。
大きくなって戻って来てね。
「鳥に食べられないようにしなくちゃ」
そうでした。昨年は放流したとたん海鳥に何匹か食べられちゃって...自然の厳しさを学んだのでした...。
秋田石油備蓄基地のあたりまで ぐる~っとまわっていきましょう!
波しぶきもきもちいいぜ。
海から見る寒風山と
脇本城跡。こうしてみると、高くて、平らで、海に突き出していて...ヤッパリ城を構えるのにはもってこいの場所かも。
男鹿マリーナに帰ってくると、
港湾業務艇《あきかぜ》体験航海の受付テントがスッカリ出来上がっておりました。
《あきかぜ》は、防波堤や岸壁など港の施設を点検したり、工事の監督業務をするための船だそうです。
待ち時間を利用して防波堤についてパネルでお勉強したり、
鳴り砂を体験
「ホントに音がするね~」
地震の時の液状化現象について学びましょう!
地震が発生して水を含んだ地面が振動を受けると、土の中にあるマンホールが地上に出て来ちゃう!という しくみ を実験します。
水を多く含んだ砂の中にはマンホールにみたてたゴムが入っています
指でボトルをトントンすると...?
水は上に、
砂は下に行くので、
地面からマンホールがでてきてしまいました!
16人乗りの《あきかぜ》
さきほど お約束した通り救命胴衣を身に着けたら、防波堤の大切さを体験するため、防波堤の外に出ちゃいます。
土木学会選奨土木遺産《石積みの防波堤》土台となる石は寒風山の石で、1コ200~500㎏も ある四角錐石を台形に積んでいます。
自然の石を使った防波堤は なかなか ないので貴重なんだとか。
消波(しょうは)ブロック
波をかき消すため、わざと乱雑に積んであるんですってー。ほぅほぅ。
いっぱい並んだカマボコみたいなのは、曲面スリットケーソン防波堤?
波がスキマにあたって打ち消される仕組み。船川港に世界で初めて設置されたそうです。
防波堤の外に出ると、1mの波でも船がジェットコースターみたいに、ぐぃんぐぃん うねります。
港は、空港よりも荷物・貨物の受け入れが多い重要な施設。なのに こんなに船が揺れちゃ とても 入港できません!!防波堤は、波を防ぐために とっても重要な役割をはたしているんですね。
波が落ち着いたところで、
外に出てウミネコとたわむれてみました。
今回は、防波堤の内と外に どれだけ違いがあるか、身を持って体験できました。
船川港は岩床に囲まれた"天然の良港" "風待ち港"ですが、防波堤が無かったらホントたいへんです。
海に親しみながら、
港の施設について お勉強もできちゃう
みなとオアシス船川の海の日イベント、来年も どうぞ おたのしみに~♪