男鹿半島・大潟ジオパークが日本ジオパークの再認定を受けた翌日
ジオガイドさんたちは早速はりきって出前講座に精を出しておりました。
ジオパークってなんだべ?
男鹿って、どういうどごだべ?
そう問いかけると、おじいちゃんから「いいどごだんて!(いいところですよ!)」と、大きな声が返ってきました。
男鹿半島は昔どんな姿だったのでしょう?
「島だった」「噴火が起きて出来た」
即答です。
みなさん地元で生まれ、地元で育った経験と、これまでの出前講座の成果で、よぉくご存知です
50万年まえ真山本山は海の底・・・・
地殻変動が起きて隆起し、
海底からニョキニョキっと出てきました。
それにしても、わかりやすい!
ガイドさんは"シアター"と呼んでいましたが、海底にあった地層がズンズン海上に上がってきてついには島になっちゃった過程がよぉくわかりました。
こ~んな教材も手作りしちゃうんです。
字を読むのってタイヘンだから、
こういった工夫を多くほどこして、
誰にでもわかりやすくしてくれる
ガイドさんの熱い思いと努力が再認定に結びついた理由のヒトツだとおもうんですよね~♡
北浦・入道崎・加茂出身の方が多いので、みなさん馴染みの深い入道崎へ
クイズです☆入道埼灯台の高さは?
さすが!ほとんどの方が正解しちゃったのでジャンケンで勝った方にプレゼント
入道埼灯台から少し南にくだると《えぞ浜》と呼ばれる地があります。
むかしむかし男鹿には"えぞ"の人々が暮らしていたんです。
靴=ケリ、小刀=マギリ、カボチャ=ドフラなど、今も"えぞ"の言葉が使われていますよね
入道崎という地名の由来となった昔話も教えてくれました。
昔から語り継がれてきた おはなしって、ジオにも関係があるんですねぇ
ジオって最近はじまったことじゃなくって、むかしからずーっと続く大地の物語なんです。
トヅナというツル植物でつくられた籠バッグ
トヅナは海水に濡れてもくっつかない?
昔の人の生活の知恵は現在にも活きています
みなさんが大好きなハタハタのおはなし
ハタハタって なしてウロコが無ぇんだべ?それはハタハタが深海魚だから
英語ではサンドフィッシュ
砂にもぐってエサをとるために口が上向きになってるんだど!
このへんは海藻アカモクがあるから産卵に来てくれるんだどな~
さいごは みんなで
男鹿小唄を歌って お別れ
いや~今日も
おもへがったな♪
おばあちゃん達「まだ来いよ」と手を振って お見送りしてくれました。
ガイドさんって相手の状況や都合に合わせて、
出前講座したり、山で案内したり、
な~んでも できちゃうんですね! すっごい一生懸命なの
ガイド・出前講座のご依頼はジオパーク推進班☎0185-24-9104へ!