寒さで大根の"辛み"が"甘み"にかわって、身も柔らかくなる今こそがナタ漬けの旬!!!ということで、10月の【ほっこり手作り体験】は《本格的ナタ漬けにチャレンジ》でした。
"ナタ漬け"とは、ダイコンをナタ(木を伐る道具)で削いで、塩・麹・トウガラシ・菊などで漬けこむガッコ(漬物)のこと。
この時期よく食卓に並びますね。
さきに もち米で おかゆ を作っておきます。
まま(お米)が たくさんはいっているほうが、ナタ漬けは美味しいんですって。
「おかゆを入れるとコクがチガウのよ~『深みが出る』っていうかね☆」
大根の皮をむきます。
使う大根は青首大根。
「辛い大根や干し大根はナタ漬けにはむかなかったわ...」と先生
なんでも試してみる意欲がスバラシイです。
包丁よりも刃が長いからナタをつかうんですか?
「ナタで切ると断面がデコボコになるから味がしみやすくなるのよ!」
ナタで大胆に、ワイルドに、ザクザクと大根を削ぎ切り。乱切り?
とにかく斜めに
こんな かたちー
おかゆが冷めたら麹を投入!
塩を入れてモミモミ
砂糖を入れてモミモミ
酢を入れてモミモミ
「酢を入れるとピリっとしておいしいの」
味も早くなじむみたいです。
麹入りの あまぁい おかゆを混ぜてモミモミ
鮮やかな黄色になるよう
サっと湯通しした菊の花を入れてできあがり!
味がなじむまで2・3日おいたら食べごろです。
たっくさん収獲した旬の野菜を
なるべく保存が効くように
おいしくなるように工夫する先人の知恵・・・・・・。
こうやって楽しく、ほっこりしながら
次世代へ次世代へと受け継いでいかなければいけませんね♪
おやき・新米たんぽ・とろとろわかめ など‥‥いろんなものの作り方を学んできた【ほっこり手作り体験】も残り2回となりました。
「来年の【ほっこり】は決まってるの?また開催してほしい」なんて お言葉もいただいているようです。
今後も男鹿市観光協会からのお知らせにご注目くださーい☆