第29回国民文化祭・あきた2014「大地に学ぼうジオパークの祭典」主要事業の一つとして、ジオパーク学習センターで企画展「大地と人のモノガタリ―おれとカメラとラジカセと―」を開催しております。

わたし「カメラとかラジカセの展示って、ジオと関係あるの?」
ジオのおにいさん「ガッツリ関係ありますね!(断言)大地(ジオ)の上になりたつ人の営み、それらを記録し発信するためにつくりだされた様々な機材・・・この企画展は特に40代~50代の男性に人気です」
そ・・・そうなんだ?「男のロマン」ってヤツなんでしょーか?よくわかんないけど、わたしも一応しごとでカメラを扱っているわけだし、ジオのおにいさんが「ジオだ」と断言してるし・・・
というコトで、若美庁舎のジオ学習センターにやってきましたー。

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男鹿市ジオパーク学習センター
男鹿市役所 若美庁舎内2階(男鹿市角間崎字家ノ下452)

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【大地と人のモノガタリ―おれとカメラとラジカセと―】
11月3日(月)まで。9時~16時。月曜日はお休み
男鹿半島・大潟ジオパークは、大地の物語(主に男鹿市の地質資産など)・人と大地の物語(八郎潟干拓の歴史)・大地の恵みの物語の3つをテーマにしてきました。
「大潟村」が誕生した昭和30年代、電化製品の普及により、人々の生活はより便利に、より快適に、大きく変化しました。
とくに「三種の神器」と呼ばれた白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫を持つことがステータスとされていたんですって!
今回の企画展では、カラーテレビや電気ストーブなど男鹿市内の方々から寄贈された電化製品と電化一歩前の製品なども展示し、「人のモノガタリ」誕生の技術史を振り返ります。

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テレビの天板が、まるでテーブルのよう!置き物乗せ放題ですね!

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キクチ先生「このころ、テレビを見るのは夕方からでした。すべての家庭にテレビがあったわけではないので、夕方になるとご近所の人がテレビのある家に集まり、○○仮面や○○頭巾といった子供向けの番組に、みな夢中になったものです」

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電気を使わない冷蔵庫!?
「上の段に氷を、下の段に食品を入れて使うんです」
氷はどこから!?冬の間に天然氷を貯蔵しておいたりとか?
「昔は氷屋さんが氷を売りに来ていたなぁ~」

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むかしのミシンも糸の通し方とか、基本的なことは今と一緒!

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ミシンもラジオもデザインがクラシカルでステキー!なんなら今よりもオシャレ度は上な気がします。

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昭和30年以前の「ストーヴ」の発音すっごい良い!

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しかもコンセントの形が今と違う!
アメイジングです。今からたった50~60年前はこういうカンジだったんだー。
家電の進歩スピード早くない?よくもここまで・・・。日本人の技術力ってスッゴイんだな~☆
「このアイロンはウチの小屋を探せばきっとあるハズ!!」

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「こういうフィルムを巻くカメラ、なつかしいわぁ~」なんてお母さんがいたり、
「これ「コブラトップ」じゃないか!!!」なんておにいさんがいたり、

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企画展に来てくれたみなさんは、おどろいたり、なつかしがったり、脳細胞活性しまくりです。

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キクチ先生「雑誌をみながら「低音ならあのメーカーが良い」なんてこだわった音響機器、あこがれの彼女と聞いたあの音楽、そんなあわくせつない青春よみがえる企画展です。大地と人が育んだモノガタリを懐かしの製品とともに振り返ってみませんか?」

■住所:男鹿市角間崎字家ノ下452 男鹿市役所 若美庁舎内2階
■開館時間:9:00~16:00
■休館日:毎週月曜日
■入館料:無 料