とっても良い お天気で10月だというのに暑いぐらいです。せば、お出かけするかーということで、ジオの おにいさんに今の季節オススメのジオサイトを聞いてみました~。
「館山だね。今日は天気が良いから、空の青にグリーンタフの緑が良く映えて、パンフレットのような写真が撮れるよ!」
じゃあ、そこ行ってみよう!
グリーンタフが観察できる椿地区の館山崎(たてやまざき)には、菅江真澄の「男鹿の寒風」にも記述のある↑この【椿の白岩】の あたりから漁港方面に入ります。モチロンこの【椿の白岩】も凝灰岩ですので、じっくり見ていってください。
駐車場から西側を見たようす。
ほそながーい この岩は、ロウソク岩と呼ばれていますが、むかしはカタチが少し違っていてアタマのような丸い岩がくっついていたので、観音岩と呼ばれていたそうです。
いちばん緑色が あざやかで、おおきな岩。
海側から見てみました。大迫力で、画面に収まりきらないほどです。
反対側から見た写真。
パンフレットなどで よく見るのは、コチラがわから見た構図ですね。
グリーンタフ(緑色凝灰岩)というのは、【椿の白岩】と おなじ凝灰岩が、熱水などにより変質して、このように あざやかな 薄緑色に なった岩だそうです。
地面にも緑色の石がゴロゴロ!
ターコイズっぽい
このあたりの凝灰岩は、約2100万年まえの激しい火山活動で出来た岩石なんですって!
カラスが とまっている あたりはフツーの色です。熱で色が変化するなんて、岩って不思議だなぁ~。ジオって奥深いなぁ~。
海側に ある岩の上には松の木?が生えていました。こんなところで がんばってるなんて・・・根性ありますね!
ご夫婦で散策している方たちを お見かけしました。ただ旅して歩くだけでなく、学びたい!不思議なものを この目で見たい!という秋のオトナ旅にも、子どもたちの学び旅にもピッタリのジオサイトでしたー!
お・ま・け
館山崎に行ったら見ておきたいもの。
崖を駆けあがる馬のように見える!という大岩。
ちょっと体格が良すぎます。道産子?