赤神神社 五社堂 円空仏 一般公開

赤神神社五社堂円空仏一般公開

昨年までは8月に行われていた門前赤神神社五社堂の「円空作木造十一面観音菩薩像一般公開」は、「8月の暑い中では拝観に来るお客様もタイヘンだろう」という宮司さんのはからいにより、6月の8日に開催させていただきました。

二ヶ月も早まったので、来れないお客様がいたらどうしよう･･･と心配していたんですが、な･･･なんと100名以上もの方が拝観に来てくださいました～。なかには「今年で20年目!」「全国の円空仏を拝観して回っている」という熱烈な円空ファンや、将来は研究者?な小学生の男の子もいて、赤神神社五社堂と円空仏がいかに多くの人に信仰されているかがよーくわかりました。

昨年8月に公開した時は、暑くて暑くて･･･いくら開帳しているとはいえ、お堂の中って空気がこもっていて蒸し暑いので、だれか倒れるんじゃないかって心配したものですけれど、今回は涼しかったのでお客様もさわやか～に「本当にいいものを見ることが出来ましたー」「観音菩薩像のおだやかな顔をみたら、999の石段を登った疲れが吹き飛んだ」など。大満足してくれたようすでした。やっぱり6月に公開した方がお客様も楽だし、良いみたいですね!
五社堂そばの札所の中には「石段を1,000つめなかった鬼がくやしさのあまり、引き抜いて地面に逆さに突き刺した」という伝説の「逆さ杉」が安置されているんですが、他にもこーんな大きな杉の木も見ることが出来ます。