8月1日(水)、男鹿市役所 若美庁舎2階にジオパーク学習センターがオープンしました~♪
船越の なまはげ案内所や寒風山展望台にもジオのパネルを展示した施設は あるんですが、ココは より くわしく、より具体的に男鹿半島・大潟のジオを知ることが出来るんですよ!
オープニングセレモニーには、夏休み中の小学生の みなさんも参加してくれました~☆
自然に恵まれた男鹿半島と、干拓地である大潟村は、人と男鹿半島・大潟の大地との強い繋がりを知ることのできる「大地の公園」なんです。
セレモニーの しめくくりはテープカット!船一小と船越小の生徒さんも参加してくれましたー小学校の理科の授業などでもゼヒジオパーク学習センターを活用していただきたいですね!
・・・と、いうわけで学校の先生や、観光客さんを案内するガイドさん達にも じっくり中を見学していただきました~!正直言って、ジオってムズカシイ言葉や、初めて聞く言葉が多いので、声や文字だけで説明されても よくわからないんですよねー・・・。
でも学習センターでは、詳しい人が付き添って ちゃーんと説明してくれますし、モチロン質問も受け付けてくれます。学校の理科の授業や実験もココで できちゃうんですって!
なにより実際に 触ってもいい岩石が展示されているのが うれしいです。顕微鏡で 覗いた岩石の中には、赤・緑・・・いろんな色が混じったものを見ることが出来ました。
3月に大潟村で行われた男鹿半島・大潟ジオパーク登録記念フォーラムの なかで、大潟村と男鹿の観光ガイドさん2人が実演してくれたバーチャルジオツアー=ジオサイトめぐりを疑似体験できちゃう映像放映のコーナーも あります。
容器の中には細かな砂や石が入っていて、逆さまにすると砂時計みたいに砂が落ちてくるんですが、
大きいもの(重いもの)が先に落ちて下になり、ツブの小さいもの(軽いもの。砂)がゆっくりと蓄積して上の層になる・・・という地層ができる様子が よぉく観察出来ます。こんなふうに実際に手に触れたり、目で見て、実験して、知ることが出来るのが学習センターの大きな魅力だと感じました。
たとえば、目潟火山群。地下水の下から とっても熱いマグマが 上がってきて、地下水とマグマが ぶつかり、マグマ熱で膨張した地下水が爆発して出来た穴にたまった水が、今ある目潟(マール)だよ。・・・とイラストパネルと説明がスゴク簡潔で わかりやすいです。
インターネットに接続できるPCコーナー。
ジオや理科に関する本も イロイロ揃ってますので、夏休みの自由研究にも役立つハズです。
ネットでは調べきれないような男鹿の古い歴史を知ることが出来る文献も展示されています。
男鹿の美しい風景がプリントされたタペストリー。「あぁ、ここに行ったなぁ」とか「こんなキレイな景色があるんだなぁ~魅力再発見!」なんて盛り上がってました。
男鹿半島の なりたち と、その7,000万年の歴史、長い時間経過や地震・災害などで、男鹿の大地は どのように変化してきたのか、そして大地と人が どのように関ってきたのか。を より わかりやすく展示した男鹿市ジオパーク学習センター。ジオツアーの起点としても、夏休みの自由研究や理科の授業にも大いに活用していただける施設です。スゴクイイです!オススメです!!開館時間は9時から16時。休館は月曜日(祝日の場合はその翌日)と年末年始のみ。入館料は無料です。