200余年の伝統を誇る!男鹿市無形民俗文化財・脇本 山車(やま)どんどの季節が やってまいりましたー!
毎年、旧暦の七夕(8月6日、7日)に行われる山車(やま)どんどでは、武者人形の乗った山車を曳いて子供たちが町内を練り歩き、ご祝儀を もらうと「東西東西、花の御礼を申し上げます。一つ金一千万円也、一千万円也!右は○○様より、ありがたく、ありがたく、ありがたく頂戴つかまつりま~す!」と威勢の良い口上を述べます。金額の部分はチョッピリ大げさに千円を一千万円と感謝をこめて誇張して述べ、両手に持った花火をグルグルと振り回して派手に「ありがたい」というキモチをあらわすのです。
むかし、まだ生鼻トンネルが開通していなかった時代には、北側の道を通って船川まで山車を曳いて練り歩いたとも聞きます。
男鹿に伝わる民俗行事は大晦日のナマハゲだけではありません。女川の菖蒲たたき行事・北浦の鹿嶋祭り・福米沢の送り盆行事・・・そして脇本の山車どんど。まつりの開催は夕方7時からです。誰でも ご覧いただけますので、是非一度ご覧になって ご祝儀を あげてみてはいかがでしょうかー?あなただけの為に、子供たちが口上や花火で感謝を 表してくれるハズです。