いつもジオについてイロイロ教えてくれる教育委員会のT内さんに「午前中は引潮だから鵜ノ崎海岸の浅瀬が遠くまで見渡せるよ!」と教えてもらったので、高いところから見るため、「温泉デイサービス鵜の崎」さんの お庭から撮影させていただきました~。

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女川から台島まで約1,500mに渡って続く海岸線は、奥行200mほどの浅瀬になっており、干潮時には遠浅の岩肌が こんなふうにデラッと露出します。

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1,500mだの、200mだのって言われてもなぁ~・・・というワケで車と比べてみましょう!

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およそ1000万年前の女川層という地層がこんなに広い範囲にひろがっています。

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まるで砂で水を表現した「枯山水」のような模様が見えますね。

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見えているのは、泥がつもって できた地層の かたい部分で、地層が曲がっているから こんな熊手で ひっかいたような模様が見えるんですって。

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この時は干潮でしたので、どんなに深いところでも ひざ下くらいの深さ。浅瀬を歩く人の影も見えました。

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鵜ノ崎の公衆トイレの あたりから海岸線を西へ歩くと、ふしぎな丸い岩が いくつも見えてきました。

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この丸い岩は、小豆岩あるいは おぼこ岩と呼ばれるもので、泥灰岩の塊なんだそうです。ちいさいものでも直径1mほどはありました。

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半円型の小豆岩。鏡のように海面にうつった姿がボールのようです

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球形がすべて露出しているものは雪だるまのように見えますね。

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おおきいものだと もう岩の上に横たわれるくらい大きいです。

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この小豆岩は、冬の終わりから春にかけての干潮の時間帯がイチバン見やすいんですって!つまり、今!観察には今がイチバン良い時期なんです!!

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不思議とワクワクがいっぱいのジオスポット鵜ノ崎海岸。遊びに行くなら今が好機ですよ!

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