2月10(金)11(土)12(日)男鹿市北浦の真山神社にて、第49回なまはげ柴灯まつりが開催されました~!
第1日目は平日の開催だったんですが、16時から なまはげ館と真山伝承館が無料開放!というコトもあって
か、明るいうちから お客さまが何人か いらしてくださいました~♥
真山伝承館では、男鹿市内で おおみそかの夜に行われる国の重要無形民俗文化財「男鹿のナマハゲ」の再現を見ることができます。
そして今回は なんといっても横手の職人さんが作ってくれたホンモノの かまくら がイチオシですね~。2月に東北で開催される「いわて雪まつり」「弘前城 雪燈籠まつり」「なまはげ柴灯まつり」「横手かまくら」「八戸えんぶり」の5つの おまつりを総称して「みちのく五大 雪まつり」と いうんですが、アレ?5つのうち2つも秋田の まつりが入ってるじゃないの!だったら お互い協力して一緒に盛り上げていこうよ!というコトで横手の かまくら職人さんが、男鹿の雪で作ってくれた かまくら がコチラです!とっても不思議なんですが、中に入るとホントに あったかいんです。こんどは横手に、男鹿の なまはげさん達が応援に行きまぁす!(その様子が男鹿市観光協会さんの 男鹿を元気にするブログに掲載されておりました!さっすが~♪→http://blog.livedoor.jp/namahage_genki/archives/3118660.html)
な・・・なまはげ が来た!!・・・のではなく、会場内では「なまはげ変身コーナー」が設置されていました。ケデと面を装着し、思い出に記念撮影もしていただけます。モチロン無料です♪
お腹がすいたら なまはげ食堂へ どうぞ~!真山の かあちゃん達が あったか~い うどん・そば・トン汁・などを ふるまってくれます。「おソバ食べる?しょし(恥ずかしい)から撮るなってぇ~」
花輪しばらくや さんのホルモンやわらか煮込みと とろとろ牛スジ。CM大賞でも鹿角市さんはホルモンで推してきてましたもんね!どれどれチョットいただいてみましょう!牛すじ くださ~い♪
「辛いの 好きなら自家製キムチサービスしますけど~?」わたしキムチ大好きです。真山なまはげ直売所の常連ですから!
ぷるぷる とろとろ の牛すじがタップリ入っているうえに、だいこん・糸こんにゃく・ゆでたまご がゴロン!自家製キムチが効いていて辛ウマ大盛りだったのに「まだ食べれる!」と思うくらい おいしかったです
男鹿市船越の3代目ほたるさんの あんこう鍋と とん汁だって おいしいどー!
11日はあんこう鍋、12日はハタハタ・・・と日替わりでメニューを変えていたので3日間 通った お客さんも大満足だったことでしょう!
なまはげ館よこには男鹿の しょっつる焼きそばや みそ焼き たんぽ もあるど~!
御幣餅
16時、なまはげ柴灯まつりの成功を祈願する神事が執り行われました。何事もなく無事に開催されますように!みんなに楽しんでもらえますように!と かしこみかしこみ お願いします。
真山地区で収獲された「あきたこまち」と「真山の水」で仕込まれた お神酒・真山も お祓いしていただいて・・・せーの!で鏡開き
本部で販売している竹コップを ご購入いただくと、巫女さんが お神酒を注いでくれて、何杯でも おかわりできます。
紅白の餅付き!
18時30分、北陽小学校の みなさんによるプレイベント。みんなで「ハタハタ音頭」を歌ってくれたり、なまはげについて お勉強したことを発表してくれました。みんな「ナマハゲ伝導士」になれるんじゃないかな?というくらいに とっても良く調べてありました。中学生になったらゼヒ受験して「ナマハゲ伝導士」として伝統を継承してもらいたいですね!
19時、なまはげ入魂
神主さんが、なまはげ面と若者たちを お祓いし、
なまはげ面を身に着けた若者たちは神としての「なまはげ」となり、
「ウオォー」と雄たけびをあげながらシコを踏み、山へと戻っていくのです。
19時15分、なまはげ行事 再現
神楽殿の舞台を、民家の一室に見立て、おおみそかに男鹿市内で行われる「なまはげ行事」の再現を見ていただきます。なまはげと主人は、農作物の作柄・家族の健康状態や子供たちの生活態度について問答をし、
なまはげ台帳を見て不真面目な子がいるとわかると、なまはげさんは山に連れて行こうとしちゃうんです!
主人は「オイの家にはナマケモノは いね為に、今日は何とか餅で勘弁してけれ」と餅を献じます。なまはげが去った後、「いうコト聞かねば いつでも なまはげ山から下りてくるんだや」と子供たちを慰めながらも戒めるのです。
19時30分、里の なまはげ紹介。男鹿市内7地区の それぞれ特色ある なまはげ面を紹介します。
まるくて大きな芦沢面は、「カワイイ~」という声が あがっていましたね。
19時40分、秋田県出身の現代舞踏家・故 石井漠 氏が振り付け、息子の作曲家・石井歓 氏が曲を付けた勇壮な「なまはげ踊り」が柴灯火 の前で披露されました。
なまはげ太鼓
初日は郷神楽さんが演奏してくれました。柴灯火のように熱く激しいステージでしたね。
20時なまはげ下山
雪で真っ白な山道を、燃え盛る松明を掲げて下りてくる なまはげの姿は大変 幻想的です
献餅(けんぺい)
山の神様に献ずる餅を、神の使者・なまはげさんに持って行っていただくんですが、柴灯火で焼きたての餅は まだアツアツなうえ、神力がこもっているので、なまはげさんも なかなか掴むことが出来ません。
触ろうとしては飛び退き、再び警戒しながら餅を取ろうとする姿は どこかユーモラスです。
一度 神様に捧げられた護摩餅は切り分けられ、みなさんに配られます。この護摩餅は、災難除去の御護符(おごふ)として とっても ご利益のあるものなのです。
護摩餅の お味は いかがでしたか?「かたくてかめなーい」という方も いらしたようですが、お守りとして お持ちいただいても良いんですよ!
3日間、ちょっと気温は低かったですけど、とくに吹雪くこともなく好天に恵まれ、きっと みなさんにも おまつりを楽しく ご堪能いただけたことと思います。
県外の お客様にも たくさん お越しいただきましたし、中には2日・3日連続で来てくれた お客様も いらしたそうです。お寒い中 遠くから遊びに来てくれて本当にありがとうございました~!
柴灯まつりで宮司さんや なまはげさんにシッカリ払ってもらったことですし、今年も1年元気に頑張っていけそうですね!
みなさんの協力のおかげで、今年も無事 開催&終了した さむーい冬の アツーイなまはげ柴灯まつり。来年は なんと50回目です!!また きっと 男鹿に遊びに来てくださいね!