男鹿半島に感動と元気を!
男鹿南中学校さんから「総合学習の時間に「町の先生」として講演をしてほしい」という依頼が男鹿市観光商工課に ありまして、「男鹿の観光の未来を担う若人たちに「男鹿の観光」についてレクチャーする」というので、わたしも くっついてきちゃいました~♪
教室の外にあるオープンスペースで本日の「町の先生」を待っていると・・・?
ナ・・・ッ、ナマハゲ!?
拍手で迎えられ、中学生の皆さんのハートをガッチリ掴んでから話し始めます。
まずは「観光」って何かな?という質問から。わかっているつもりなんですが、いざ言葉にするとなるとチョット難しいですよねぇ~オトナでも答えに詰まっちゃうような質問ですが、指名された生徒さんはスラスラ~っと答えてくれました。
観光っていうのは、接客をする人だけじゃなくって、お土産を作る人、観光客を運ぶ交通機関のお仕事をする人、そして観光地の住人・・・たくさんの人に係わることなんですねぇ~!
ビデオで男鹿の観光素材について学んだあと、「男鹿の観光資源の中で何がイチバン自慢だと思いますか?」と質問すると「ナマハゲ」という回答が寄せられました。
昨年2月、市民に意識調査をしたところ、やっぱり多くの方が「ナマハゲ」と回答したそうです。市外や秋田県外など、日本海側の広い地域に「ヤマハゲ」や「アマハゲ」などとして伝わるこの行事ですが、男鹿は特に多くの集落がこの伝統を受け継いでいて「男鹿(おが)のナマハゲ」として、国の重要無形民俗文化財に指定もされていますからね。男鹿の自慢といえば やっぱりナマハゲなんですよね。むかしから伝わる大切な伝承行事であると同時に、男鹿自慢の観光素材でもあるんです。
お客さんはここにしかないものを求めている=知的好奇心。旅行先で自分の住む地域との違いを見たい。より魅力的に見せたいけど、男鹿は国定公園なので変えられないことも多い。でも、変えられることだってあります。それはホスピタリティというキモチ。「相手のことを思いやって手厚く もてなすこころ」大事なひとだから好意と誠意をもってに接する。相手に喜んでもらおう。そうすればまた「また訪れよう」と思ってもらえるんですって!
男鹿で暮らしていても知らないコトって意外とあるんですよね~。遊覧船に乗ったことがない・・・とか灯台に昇ったことがない・・・という方もいらっしゃるようなんです。そういう方にも是非実際に体験してほしいし、中学生の皆さんにも男鹿のことを もっと!もっと!!知ってもらって、観光客さんに聞かれたときにパッと答えてあげてほしい。みんなに男鹿を自慢してほしいな!・・・というコトを お伝えして今回の講演は終了しました。男鹿南中学校の皆さん。ご清聴 ありがとうございました~。
10年後20年後、男鹿の主役はみなさん なんです。観光客だけでなく、地元のみんなにも愛される観光地をめざして、一緒に がんばっていきましょうね!
ホスピタリティってブルネイのひとも言ってましたねぇ・・・。あ!ブルネイの記事、JICEさんのページで紹介されました~