男鹿に「電気発祥の地」という石碑がある!という情報が入ってまいりました~!!
男鹿が?電気発祥の地??なんですか??? コレは調べてみる必要アリアリですね・・・!
旧 男鹿高校のあたりにあるというので、さっそく出発でーす☆

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船川港比詰字餅ヶ沢?にあります、たかの商店さんの道路向かいから 北西の方向を見ると・・・、

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男鹿の電気発祥の地松橋藤吉 書と 記された石碑がありましたー。
「男鹿の」電気発祥なら・・・ウン、ありそうですね

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裏には こう記されています、

男鹿に電気を導入するため地元 中川重春 氏 外 有志の方々の奔走と秋田木材の出資により幾多の困難を克服し この地の西方 比詰川の辺に薪燃焼の火力発電所を建設し大正六年九月一日に始めて電灯が灯されたそれから六十一年 当時この事業に盡力された方々は故人となり発電所跡も又 消滅し全ての記録も消えようとしている ここに船川電気の関係者 及び東北電力の男鹿出身者一同相より郷土の先覚者の遺徳を後世に伝えるため記念碑の建立を計画したところ男鹿市を始め東北電力秋田海陸運送 等 大方のご賛同を戴き此処 中川氏ゆかりの地に実現を見るに至ったものである
昭和五十三年九月一日
記念碑建設委員会

大正六年というと西暦1917年です。今から93年前、男鹿に初めて電灯の明かりが灯った、ということらしいですね。
昭和五十三年は西暦1978年、この石碑は32年前に建てられたようです。

「男鹿の電気発祥の地」碑の右奥には・・・

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モウヒトツ碑が建立されていました。
ナニか前面に文字がビッシリと、漢字とカタカナまじりで書かれていますが、字が小さくて よく読めませんでした。

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「中川翁碑」・・・ということは?どうやら、先ほど石碑の裏にあったとおり、男鹿に電気を導入するのに貢献した 初代 男鹿市長・中川重春氏の事績を伝える記念碑のようです。それで並んで建立されているんですね~。

はじめて電気が灯ったときのよろこびって、どんな風だったんでしょう・・・。きっと、大さわぎだったんでしょうね。その地域で初めて電灯がついたお宅に集まったりして・・・。
生まれた時から明るい夜を過ごしてきた私たちにはもう、電気のない暮らしなんてチョット考えられませんが、今 あたりまえに明かりが灯ることに感謝して、もう一度、電気とのお付き合いの仕方を考えてみようと思ったのでした。