船方節といえば「北前船」
船方節は島根県から日本海を北上してきた北前船によって男鹿・船川港にもたらされたそうです。その北前船つながりで「琴川のすげ笠」をご紹介

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こちらは男鹿市役所入口そばの特産品コーナー「琴川のすげ笠」は江戸時代に北前船を通じて、加賀(石川県)から伝わったんだとか。
琴川では「菅(すげ)」という植物が自生していて、この「すげ」で作られた笠は雨具や日よけになる男女兼用の便利グッズだったんですねぇ~。

その琴川集落に古くから伝わる市指定の無形文化財「琴川のすげ笠」の技術を受け継ぐべく男鹿市五里合の琴川公民館で、伝承同好会の方々を講師に迎え、6月の第1回竹枠づくりからはじめて、第2回・スゲの刈り取りと乾燥、翌年3月の第9回・成果発表会までカナリの長期にわたって「琴川のすげ笠」を後世に残すため「琴川すげ笠伝承塾」を開催しています。

北前船って寄港した多くの土地に、飲食品類・衣服用品だけでなく、いろんな文化をもたらしているんですね!

来年「琴川すげ笠伝承塾」に是非参加してみたい!という方は↓今のうちにチェックです!

主催:茄子地人協会 茄子地人協会の五里合情報サイト「五里合ものづくり学校」