土日に開催された「秋田船方節全国大会」にご出場の みなさま お疲れさまでした~
審査の結果は、会場に行かれた方・新聞やテレビ等でご存知の方も多いでしょうから「男鹿ブロ」では、男鹿の子供たちの活躍に重点を置いてリポートしていきたいと思いま~す。「秋田船方節」発祥の地・男鹿で開催される「全国大会」ですから!
我らが男鹿勢は、全国のカワイイ猛者(?)たちを押しのけて日本一の座に輝くことができるのでしょうかー!?
13時40分より、船川南小学校2年生児童による「おらほの うたっこ・おどりっこ」がお披露目されました。
①ハタハタ音頭
「ハタハタ獲れたよ♪獲れたよ」手拍子を打ちながら、収獲のよろこびを元気いっぱいに歌ってくれました。
②花笠音頭
「花笠」を手に持って唄い踊ります。きっと一生懸命 練習したんですね。みんな よく揃っていました。小首をかしげて右へ、左へ、ステップを踏みます。
③ドンパン節
ハイ!おなじみ秋田民謡の代表格「ドンパン節」です!手拍子揃えて明るい調子で おらほの お国自慢。モチロン、この かわゆい子供たちも秋田の自慢の一つですね
最後は も一度 花笠を持ってキメ!のポーズみんなの愛らしい踊りで和んだあとは、年少者の部の始まりです。
一人目の出場者は、男鹿市の小学2年生の女の子。今大会 最年少の彼女ですが、なんという堂々とした風格でしょう。緊張した様子は微塵もうかがえません。しっかりと顔をあげて歌いあげます。年少の部は「合いの手」も子供たちでホントーにかわゆいです。
このあと、年少者・第2部(小学6年生~中学生)と前回(第22回大会)年少者二部最優秀賞、文部科学大臣賞 受賞者・澤木瑛保さんによる「秋田船方節」の披露がありました。
そして、男鹿北中学校のみなさんによる「なまはげ太鼓」の演奏。
まずは「真山おろし」から雄叫びをあげつつ、客席後方から降りてきた六匹のナマハゲが熱く、激しく、嵐のように太鼓を打ち鳴らします。暗々たる空に走るライトが雷の閃光のようです。
おおぉ!ナマハゲが客席に降りてきちゃいました!!怖い!もう、はしゃいではいられない!!子供のころ、赤い着物を着せられ泣きながらナマハゲにお酌をした大晦日の夜を思い出します!!メッチャ怖いです!!中身は中学生?違います!肩のいからせ方、首の振り方、重量感のある足踏み。ホンモノ!ホンモノのナマハゲ!!もう ゆるして!わたし良い子にしてます!!
「セイヤッサー」
「セイヤッサー!!」の掛け声も勇ましく、音の強弱を付けてリズミカルに太鼓を打ちます。
情熱あふれる演奏でしたね。
さて、いよいよ年少の部 結果発表です。
小学5年生までの年少者1部・入賞者はなんと3人とも男鹿市の女の子!さすがに強かったですね~。でも、秋田の子も、県外の子も、みんなのびやかに たからかに歌声を聴かせてくれました。みんな どうもありがとう。
年少の部 全体で最優秀賞に輝いた男鹿市の小学3年生・澤木美晴 さん。「自分が船乗りになった気持ちで歌いました。将来の夢は民謡歌手です」とのこと。なんて心強いんでしょう!優勝者による「船方節披露」も、大絶賛でした。
みんな、大人顔負け?というか、むしろ勝ってる!?と思わせてくれる演目ばかりでした。
日ごろの練習の成果が存分に発揮されただけでなく、みんなが楽しんで演奏・歌の披露をしているのが よ~く伝わって来ましたね。見ているコチラもとっても楽しかったです!
「第23回 秋田船方節 全国大会」に出場されたすべての皆さん、ほんとうにお疲れさまでした。ココロゆさぶる「船方魂」を見せていただきました。ありがとうございました!