大型定置網"大謀網"で天然マダイ・ブリ・マグロなどを獲っている《台島大謀》が、お魚を新鮮なままお届けするために新しい技術を取り入れたようです!!
その名も「ファインバブル」
50マイクロメートルの超・超こまかい泡の中に窒素ガスを取り込んだ"ファインバブル水"に魚を入れることで、活締めよりも手間をかけず、普通の氷水よりも鮮度よく、お魚の付加価値をあげよう!という試みです。
ことしの春から取り入れたばかりでまだ実験中!?みたいなんですが、ちょこっと拝見させていただきました。
泡を含んで白く濁った水が勢いよく流れています。これが"ファインバブル水"
比べてみると、まず水の色が違いますね。
ふつうのほうは水が真っ赤です。
ふつうにしめると時間がかかってしまい、苦しくってもがくので、疲労物質を分泌したり、流れ出た血液が腐敗の原因となってしまうそうです。
細菌とかも心配!
ファインバブル水なら、泡に含まれる窒素ガスで瞬殺!されちゃうので、ストレスがかからず、腐敗の原因となる血も出ないので鮮度が保てるのだとか!?
エラの中の色も、刺身の状態でも、なんとなく違うっちゃ違う感じですが...ホントでしょうか?
みなさんに試食していただきましょう!!
「あきらかに弾力が違う!!」
「くさみが少ない気がする...」
まだ検証中なので改善点もあるそうですが、良い結果が得られているみたい!?
海の中には お魚が たくさんいるハズですが「それでも漁の成果には波がある」
いつでも お魚が提供できるとは限りません・・・。
獲ってきた お魚を新鮮なまま保存して、提供することが出来たなら...。
おいしいものが食べられるだけじゃなくて、鮮度が落ちて廃棄される食材も減りそうですね♪漁師さんも、消費者さんも、みんなにオイシイ新しい技術に期待が高まります。