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9月15日、(旧暦8月15日)
霊峰・真山のふもとにある万体仏堂で八幡神社祭典がありました。

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万体仏堂といえば『亡くなった子供の供養のために未亡人が小さな仏像を彫り続け、以来子どもの病平癒を願う親などによって信仰され、壁から屋根裏に至るまでぎっしりと約1万もの小さな杉の木彫り仏像が安置されている...』(※諸説あり)というお堂ですよね。
その仏像がどうして八幡神社に...?

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万体仏は江戸時代からこれまで、何度か変遷があり、現在はここに安置されているのだそうです。

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いつも神事に参列する際は白い布を肩にかけてもらいますが、今日は紙製の"かけじめ"でした。

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注連縄を捧げ、花・酒・赤飯・餅・栗などをお供え。

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夕暮れ時...外はまだ明るいですが、東側に小さな入り口があるのみの万体仏堂の中は薄暗く、ロウソクの明かりを余計に明るく、あたたかく感じます。

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祝詞奏上
巫女さんによる神楽
玉串拝礼
「ことしも収獲にめぐまれたのは、八幡大神とみなさんの努力のおかげ...。おだやかに、豊かに、一年を終えられますように」

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この夜は中秋の名月...。まんまるに少し足りない"待宵の月"
こんな良い夜に、みんなで集まって安全を願い収穫に感謝する...すばらしい風習を見ることができたのでした。