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「八百年祭の薪を背負って、五社堂までつづく九九九の石段をトレイルランニング(登山道をランニング)しているスゴイ人がいる」というタレこみを聞いて、門前にやって来ました。

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"薪"というのは、赤神神社五社堂八百年記念祭で記念シンボルとして積み上げる『千年杉の塔』に使う薪木のコトです。
門前園地公衆トイレ脇に積んであります。

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なんと八百年祭のことをネットで見て協力しに鎌倉から来てくださったそうです。ありがででゃな~♡
普段は地元・鎌倉でトレーニングをして、源実朝のお墓にお参りすることもあるんですって!

源実朝・・・・・・?

そう!
800年前に比叡山を模してこの五社堂を造成させたとされる あの!源実朝さんです!!
なんというご縁でしょう!?

せっかく来たから わたしも薪もってのぼろ~。

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わたしが薪を2本袋に詰めて ちんたらしているうちに、お兄さんは10本もの薪を背負ってスタスターっと のぼっていかれました。
もう あんなところに!!??

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10分後、
おりてきた お兄さんとすれ違い。
くだりは すんごいスピードで駆け下りていくのでビックリ!!!

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あー!
やっとが見えできたじゃ。
わたしは登るだけで20分も かかりましたが、
お兄さんは同じくらいの時間で往復しちゃってました。

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薪すんごい増えてる!!!!!
わたしの2本も そっと添えておこう...
この薪積み上げて、"千年杉の塔"を完成させます。

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チャレンジデーの時のような"霧の中の五社堂"も幻想的ですてきですが、
晴れた日はとっても美しいです。
以前イギリスの方と登ったときには英語が拙いせいで説明不足だったんですが見ただけで「peaceful」って感動してくれて、日本人だけじゃなくって海外の方も そう感じてくれるんだなぁ~と嬉しく思ったものです。

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その後、参拝にいらしたご夫婦とお話ししていると...トレイルランニングのお兄さんがゴール!!
早すぎです~超人なの?鉄人なの??
「これで101本目!」
記念すべき瞬間に立ち会えた わたしたち、静寂の五社堂に拍手喝采がひびきます。
「また いってきます!」
あまり休憩することもなく颯爽と次の周回に向かって行かれました。
体力底なしなんでしょーか??

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ご夫婦とわたしが九九九の石段をおりているとき、またまた登って行くお兄さんとすれ違いました。
そのストイックな姿は、まるで現代の修験者のようです...。

わたしたちが5~6時間かけて歩く"おやまかけ"も、トレイルランニングのお兄さんたちなら2時間ほどで完走しちゃうそうですよ!!

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最終的に、お兄さんは休憩を少しまじえながらも5時間42分ほどで17回登り、薪を な・な・なんと171本も五社堂まで運んでくださいました。

なんという偉業でしょう!?

赤神様の使いなんでねぇべが!!??

体力に自信のある方はゼヒ、五社堂で薪を持ってのトレイルランニングに挑戦してみては いかがでしょうか~?