8月8日(土)の男鹿総合観光案内所【ほっこり手作り体験】は、
男鹿らしく《涼やかに お盆に向けてエゴを作る》でした♡
《エゴ》とは?
《エゴ草》という海草を水に漬けて数時間(先生は『2時間』さらしたそうです)天日に干し、こまめにゴミを取り除き、煮て、かためた寒天のような郷土食のことです。
陽にさらす前と
さらしたあとの
色の違いを ごらんください。
こんなに変わるんですねぇ~
お日様は偉大です☀
①ゴミを とりのぞいて洗う
ゴミとは言っても、内容は食感の違う黒いほかの海藻・小さな貝や そのカケラ、海の砂利などです。
②鍋にエゴと水を入れて煮る
このとき水が多いとプルプル食感に ならないので、水加減に気を付けましょう。
たりなければ 後で足してもOKです。豆乳を加える人もいるそうです。
注)煮るときフタをしてはいけません!!
「あふれるまえにかまさねばね!」
③様子を見ながら水を足していく
ヘラでかきまぜてみると、だんだん とけてきているのが わかりました。
水も透明ではなくなってきています
煮ているあいだも こまめにゴミを 取り除きます。
先生は普段『左手のへらで かまして(かきまぜて)、右手の菜箸でゴミを取る』のだそうです。
「ホントに大変!!!きょうから味わって食べないとね~」
④しばらく煮詰め、ヘラの底に くっつくようになったら火を止める。
30分ほど煮たでしょうか??すっかり とろとろに なりました
⑤5分ほど休ませてから、ミキサーにかけて、容器に流す。
粗熱をとってから、なめらか食感にするため、ミキサーに かけます。
ホラ!こんなに なめらか♡プルプル
お盆の ごちそうにピッタリ☆
エゴは彼岸の9月23日まえがベストシーズンなんですって!
酢みそを付けて試食してみました。
エゴは固まっても また とけるので、硬かったら煮直ししても良いそうです
味噌漬けにしても美味しいそうですよ
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おやき・手作り味噌・とろとろわかめ・笹餅・赤紫蘇ジュース...
われわれの、男鹿の主婦としてのスキルはメキメキあがってきてますね。
次回は9月26日(土)、《新米きりたんぽ》を手作りしまーす。
申込先:男鹿総合観光案内所☎0185-35-5300
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後日談
数年前からやっと子どもをホメて育てる方針に転換したウチの母は
持ち帰ったエゴを食べて「いままで食べたエゴで一番おいしい♡」と
絶賛しておりました。