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NHK総合で、日曜よる7時30分から放送中の人気番組【ダーウィンが来た!生きもの新伝説】

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男鹿で撮影した「厳冬の日本海 荒波と生きるハタハタ」が とうとう7月5日(日)よる7:30から放送されるコトに なりました~♡(大河ドラマの前です)

現在【ダーウィンが来た!ハタハタ】のHPも作成中!!??

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愛しすぎて、
平成18年7月にハタハタを『男鹿市の魚』に制定
平成19年 男鹿市商工会が12月6日を『ハタハタの日』に制定
平成24年4月 ご当地グルメ ハタハタ丼製作&デビューまでしちゃうほど
男鹿市民が大好きなハタハタ...

真冬の深海では、どんな物語が繰り広げられているのでしょう...?

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冬の日本海、秋田県の沿岸。荒波が激しく打ち寄せる浅瀬では、ほとんどの魚が海の底でじっと身を潜めている。そこへ大群で押し寄せてくる魚が今回の主人公ハタハタだ。

体長は20㌢ほど。秋田名物として、古くから地元の人々の大切な糧となってきた。

普段、ハタハタは水深200㍍ほどの深場で暮らしているが、冬、浅瀬にやってくるのは産卵のため。
荒波に耐えながら、ホンダワラの仲間の海藻に卵を産み付けていく。

でも、どうしてわざわざ荒れた海で産卵するのか?

実は、この荒波こそが、卵の成長に欠かせない条件だ。
ホンダワラに付いた卵が荒波に揺られることで、卵の内部まで酸素が行き渡り、赤ちゃんの成長が促されるのだ。

しかし、これまで、荒波に耐える卵がどのように産み付けられているのかなど、
産卵行動の詳細はほとんど分かっていなかった。
ハタハタが産卵する荒れた海では、産卵を詳しく観察するのが難しいからだ。
そこで今回、秋田県水産振興センターの協力のもと、巨大水槽を使って産卵行動の撮影に挑戦。
その結果、研究者も見たことがなかったメスの行動を撮影することに成功した。

産卵直後、口先や体を使って卵の塊を海藻にくっつけるメス。
こうすることで、卵は荒波にもまれても、海藻から外れにくくなるという。
さらにこのとき、メスは卵の塊を丸い形に整えていた。
これは波の抵抗を少なくするためだと考えられる。
ハタハタの産卵には、命をつなぐ母の愛が秘められていた!

そして春、浅瀬でふ化した赤ちゃんが深場へと旅立つまで密着!
知られざるハタハタの素顔に迫る!

7月5日(日)よる7時30分からの放送を どうぞ お見逃しなく!!!

※画像はすべてNHK秋田放送局 放送部さまより ご提供いただきました