「最近はブドウのテキリュウ作業をしているよ!」と聞いて、払戸字渡部の【ぶどう園 勘助】さんに やってきました
「このパイプな~んだ?」
ぶどうのスグそばをパイプが通っています......もう、おわかりですね!
こっから水がビャ~っと出て、ぶどう園に水を与えるのです。ハイテクゥ~☆
ところで『テキリュウ』って、なんですか??
「『摘粒』今は ぶどうの粒が密集した状態だ。このまま大きくなると、中が詰まって割れてしまう。割れるとそこから病気が出る。粒同士がぶつかって潰れないように、すこし実を落とさなければいけないんだ」
なるほど~梨農家さんで習った『摘果』のコトですね。ぶどうは粒(ツブ)だから『摘粒』って言うんだー。
それにしても、ずいぶん思い切りよく大胆に落としますね!
「思い切り良く落とさねば!ホラ、『バラぶどう』『バラぶどう』」
『バラぶどう』???
「みっちり程よい感じに見えても『バラぶどう』=中の方で裂けている場合もある。いちにち遅れただけでも こうなってしまうんだ!はやく摘粒しないといけない」
ぶどうの様子を見ながら、まいにち作業しなくてはいけないんですね...。
「粒が大きくなってからも また身を落とすよ。ちゃんと摘粒すれば、ピチっとなって おいしくなるー」
そう言って大胆に...
いえ、経験ゆえなんでしょう
のんびり考えたりはせず
ポロポロと次々に実を落としていきます。
「アッチは『袋かけ作業』だー。虫が付かないように、あとは日焼けしないように、だな」
ぶどうの品種が多いので少しずつ育ちぐあいが違うとはいえ、いくつもあるハウスの ぶどう すべてに この作業を施さなくてはいけません...。
農家さん達の努力のおかげで、毎年おいしい作物が食べられているんだなぁ~
摘み取り体験が出来る時期になったら教えてくれるそうですので、もう少しだけお待ちくださいませ~
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若美方面においでの際は、ふっと観光案内所にも お立ち寄りください♡
漬物用の摘果メロンも売ってますよ~
しょっぱく塩で?漬けるんですけど、ちゃんとメロンのフルーティーな甘みも残ってて...
後味サワヤカです。ゼヒ作ってみて下さーい。