11月に入ると「昼は晴れていたのに夕方ころから風が強くなり、雷が鳴りはじめ、夜には激しく雨が降る」なんて日がありました。
こんな雷雨の激しい天候に見舞われると、災害を心配する気持ちとともに「雷きたなァ、ことしもハダハダの季節来たなァ」と考えてしまうのは男鹿人のサガなのかもしれません・・・。
11月22日、季節ハタハタが接岸する日を占い、大漁と漁の安全を祈願する「鰰祈願祭」を見学するため、真山神社にやってきました。
「真山って山でしょ?どうして漁業と関係あるの?」と思われるかもしれませんが、宮司さんも「山の神様と海の幸は切っても切れない関係」とおっしゃっているとおり、山と海は川で繋がっていますから、山が豊かであれば海も豊かになるんですよね。
「山のミネラルが海に流れ込んで~」とかムズカシイ理屈を、むかしの漁師さんはちゃーんと知っていて、お山を信仰していたんですね!
お祓い
巫女舞・祝詞奏上につづいて、
「おみくじの儀」がはじまりました。
宮司さんが右手に持った御幣の先で、三宝をチョンチョンとしています。
どうやら三宝の上には日付が書かれた紙がたくさん置かれていて、それを御幣で釣り上げていたようです。
釣り上げた7枚の紙に書かれた日付は、11月27日、12月9日、12月4日、11月26日、12月19日、12月8日、12月25日でした。
ウワサどおり、やはり今年は11月26,27日あたりがXデーのようですね・・・!
玉ぐし奉奠
すみっこでおとなしくしていたハズのわたしにも玉ぐし奉奠させてくれたので、海幸彦の神さまに「北浦の海でもたくさんハタハタが獲れますように!漁師さんが安全に作業できますように!」と祈願しましたー。
最後に宮司さんから「海のありがたさ、海のこわさ」「おみくじでは11月26,27日と出ましたが、接岸日はハタハタと神のみぞ知ることです。ブリコを抱えたメスがたくさん来てくれると良いですね。大漁でありますように!」というようなお言葉をいただいて、祈願祭は無事おわりました。
12月7日には男鹿温泉郷で【男鹿ハタハタフェア】が開催されます。みなさんも男鹿のハタハタを味わいにゼヒとも遊びに来てくださいね♪