五里合中石は北東北で最大の和梨の産地!その歴史は古く、なんと江戸時代にまでさかのぼるんだとか!?
そんな男鹿梨の摘果作業をするよ!と聞きつけて、梨園におじゃましました~。
Q.[摘果]って?
A.いまはひとつの枝にこんなに多く実がついています。よりおいしく、大きな梨を育てるために、枝についている実の中でいちばんカタチが良くてきれいなものだけを残して、あとはすべて取り除いてしまうのです。それが摘果(てきか)。です
素早く見分けて、チョン!チョン!チョン!と小気味良いリズムで切り落としていきます。
ひとっつのこし
わぁ!切り落とした実がこんなに!!
ちょっとモッタイナイ気もしますが、これもおいしい男鹿梨を育てるためには大事な作業なのです。
こんどはヒモを手にして何の作業をするんでしょ?
「垂れ下がっている実が枝や棚にあたって傷つかないように、ヒモでしばるの」
せっかく摘果して残した実が、傷ついて売り物にならなくなったらタイヘンですものね!梨農家さんたちは梨を我が子のように大事に育てているのです。我が子以上?
今はまだ3cmほどの小さな実ですが、9月上旬には「幸水」、下旬には「豊水」、10月中旬からは「あきづき」「秋泉」「南水」「新興」と、次々にいろんな品種の男鹿梨が出回るようになります。
農薬をできるかぎり使わない「エコファーム」で作られているおいしい男鹿梨。
秋には【男鹿梨まつり】など、男鹿梨を味見できるイベントもありますので、ゼヒ一度、男鹿梨の里・五里合中石の梨をあじわってみてくださいね!
お話しを聞かせてくれた梨農家さん
東山長十郎梨園
男鹿市五里合中石字八幡前109 TEL0185-34-3114