毎年7月14日に北浦で行われている【鹿島祭り】は、男鹿市の無形民俗文化財にも指定されている伝承行事です。
毎年手作りする鹿島人形を、祭の1週間ほど前から地区ごとにお家でお祀りし、お供えもののお菓子などをつけて次のお家にまわします。
祭当日、人形を船に乗せて、天狗・御神輿・宮司さん・鹿嶋船が北浦神社を出発していきました。
4地区のこども神輿もそれぞれ巡幸開始!
こども神輿、ことしの一番乗りは北浦3区でした。「ワッショイ!ワッショイ!」にまじって「イチバン!イチバン!」も聞こえてきました。元気!
鹿嶋様も漁港に到着!
人形はお菓子といっしょにこども達の抱負やお願い事も背負っています。
海上安全・大漁満足・豊年万作・商売繁昌など・・たくさんの願いを乗せた鹿嶋船は、この後海へと旅立っていきます。
小学生のおんなのこたちが「きれーい」「かわいい」「来年あれ着たーい」とあこがれを抱いていた巫女さんによる舞も奉納されました。
おとなに続いてこども達も玉ぐしをあげます。「鹿嶋祭はこどもが主役!」という印象だなぁ~。人形が背負っていたお菓子はこども達に配られましたー。
鹿嶋船は漁船に乗せられて、漁港内を3周してから港を出ていきました・・・。
男鹿市って文化財とか多そうですけど、それはこうして守り継いでくれる人達のおかげさまなんですよね・・・。
みなさんも是非、男鹿に伝わる民俗行事を見物に来てくださいね!8月6、7日は【脇本の山どんど】でーす!!