ハタハタも気になりますが、冬と言えば【男鹿のナマハゲ】
最近は「ナマハゲの準備作業を見学したいんだけど・・・」という ご相談も増えてきました。
いくつかの地域に 聞いてみたんですが「まだ みんなの予定が決まっていないから、「いつ ケデづくりします!」ってハッキリ言えない・・・」そうです。みんなで都合をつけて、公民館などで集まって作業するのです。

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ケデづくりなら、真山の里暮らし体験塾で体験できますよ!ケデ1枚なら800円。上下セットなら1,600円。約1時間半ほどで完成するそうです。教えてくれる人の都合もあるので、日にちと開始時間をハッキリと決めてから ご相談くださいませー!

さて わたしも、「首都圏などで「男鹿市」と「男鹿のナマハゲ」「なまはげ柴灯まつり」をPRする機会が増えるし、おおみそかの昼には「市役所の なまはげ行事」もあるから御幣いっぺ つくってけれ~」という指令を受け、赤ナマハゲさんが持つ御幣(ごへい)の量産に かかりましたー。

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用意するもの:

●まっすぐで 持ちやすい木
●障子紙などの和紙
●紙垂を縛るヒモ

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和紙に切れ目を入れます。

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和紙は薄いので、たくさん使わないとボリュームが でません。48枚以上は用意しました。
写真は3連になる紙垂ですが、これとは別に5連 紙垂も 作りました。

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おると こうなります。

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棒の上部、四方八方に紙垂を張り付けます。
和紙で つくると、丈夫だし雰囲気も出て良いんですが、ボリュームを出すためには、かなり枚数が かさむ・・・。

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・・・と、いう悩みを解消するために つくったのが、左の「短い5連タイプ」です。同じ障子紙を つかったのに、なぜか こんなクリンクリンに・・・。

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しまいに いいかんじのヒモで しばって完・成です★ナマハゲ衣装に詳しい人によると、やっぱり このヒモで キュッと しめるのが大事みたいです。ナマハゲさんの腰にも横綱が しめてあるように。

今回わたしが用意したのは観光ナマハゲの もちものですが、おおみそかに地域で使うナマハゲ衣装は、暮れに村の男性たちが集まって作ります。

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市外の方や、おんなのこでも、ケデづくりやナマハゲ衣装の試着が出来る男鹿市 北浦 真山の なまはげ館・里暮らし体験塾を ぜひ おとずれてくださいね!

年末よりも早い時期か、なまはげ柴灯まつり期間中がオススメです。