男鹿ブロは みなさまの お声から作られています。さきほど お電話で「孫に聞かれたんだけど、ナマハゲが持っているオケのナカミは何―?」という お問い合わせを いただきました。

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先週の「なまはげピンバッジ」の回でも少し お話しましたが、男鹿では、赤ナマハゲさんが御幣、青ナマハゲさんが刃物と手桶を持っていることが多いです。

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「多い」というのは、各地域によって面のデザインが違うように、持ち物にも違いがあるから。赤さんがタラの木(トゲがあるので魔除けの効果あり)を持っていたり、青さんが農業用品を持っていたり、あるいは2匹とも何も持っていなかったり、なまはげ台帳を持っていたりするんです。

江戸時代の紀行家・菅江真澄が書いた絵の中では、ナマハゲは腰に小箱を さげています。この小箱の中に入っているものは・・・?漢の武帝に つき従って男鹿に来た5匹の鬼のうち、両親である「眉間(みけん)」と「逆頬(さかほこ)」の歯骨が入っているという説もあります。

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大晦日の伝統行事では、ナマハゲは なまけものが いるとナモミ(長時間 火に あたることで皮膚にできる火斑)を刃物で剥ぎ、桶に入れて帰る。と伝えられています。なまけものを戒めるためにナモミを剥ぐ→ナモミハギ→ナマハゲという語源にもなっています。

また、ナマハゲさんが家々を まわる際には、「先立ち」と「かますかつぎ」という役割の男性が一緒に行動しています。「先立ち」は「先行し、ナマハゲさんが家に入ってもいいかを尋ねる」役割。「かます」は「農作物を入れるための袋」のこと。この「かます」には、いただいた心づけや お餅などを入れて持ち帰ったそうですが、「かますかつぎ」が同行しない場合には、桶の中に餅を入れて帰る場合も あったようです。

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なまはげ柴灯まつり終盤には、ナマハゲさんが手桶に、護摩餅(ごまもち)を入れて、お客様に配ってくれていましたね。

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秋田駅での「おもてなし なまはげ」や、イベントに登場する観光なまはげさんは、手桶に「なまはげキャンディー」や「男鹿の岩のり」「なまはげステッカー」を入れて子供たちに配っていることもあります。

結論:ナマハゲの持っている手桶の中には、今はナモミではなく、餅や「なまはげキャンディー」「男鹿の岩のり」「なまはげステッカー」が入っている場合がある。(でも、空桶の時もありますので、あまりガッカリしないでくださいね)

駅・観光地・イベントでナマハゲさんを見かけたら、ゼヒおもいきって声をかけてみて下さい。悪い子には厳しいナマハゲさんですが、良い子には何か嬉しいプレゼントを くれるかもしれませんよ!

姉妹編:赤ナマハゲさんが持っているナマハゲ御幣を作ろう!