脇本城跡を見に行きたい!という お問い合わせを いただいたそうです。
散策には良い季節ですものね。せっかく出歩くなら どこか歴史やロマンが感じられるところにいきたい!と思われる方も 多いことでしょう。
男鹿半島を治めていた安東氏の城であった脇本城・・・今は もう城館は ありませんが、地形を うまく生かして築城された遺構を見学することが出来ますので、以前ツアーに参加したときの情報を交えて サラッと ご紹介いたします。
まずは生鼻崎トンネルそばの脇本城跡入口。
ここにある説明板では脇本城跡全体の案内図がイラストでわかりやすく解説されています。
この看板、剣の形に なっているんですって!
いままで何度も見ているのに、言われるまで全然気づかなかった~!
プレハブの中にパンフレットが あります。
坂を上り、菅原神社の左わきを抜けて さらに進みますが、脇本城跡に続く この道は「天下道(てんがみち)」とよばれているそうです。その地を支配するうえで、港や陸路を おさえることは とても重要なことでした。秋田方面から脇本城下を通って城に続く道は船川・北浦方面へと続く主要な道路だったようです。
内館から見た脇本城下。
こうして見ると城下町だけあって道路や区画が きれいに整備されています。敵が攻めてきた時に迷うように、通路がカギのようになっているところもあるそうです。
内館の西側、竪堀。
ちょうどトンネルの上あたりです。海に突き出ているので とても見晴らしが良いです。
見晴らしが良いということは、攻めてくる敵の様子を より早く知ることができるということ。
戦の際には この城が いかに重要だったかがわかります。
天王・土崎のあたりまで よく見渡せます。
船川や お山もバッチリ!死角なしです。
説明版も整備されていますし、なんといっても景色が良いので、フラっと行っても なかなか楽しめますが、もっと詳しく知りたい!という方には、史跡脇本城跡案内人さんが無料で案内してくれますので、男鹿市教育委員会(TEL 0185-46-4110)まで お申し込みください。
受付時間は月曜から金曜の8時30分から17時15分までです。
運が良ければカモシカに会えるカモしれませんよ!
男鹿でカモシカ.mts