霊蛇が棲むという男鹿市脇本 岩清水。

20120412_1.jpg

昨年も訪れましたが、わたしも だいぶ山ガールとしての経験を積みましたので、今年は もっと奥まで進んでみようと思います。

20120412_0.jpg

岩清水への入り口は、点滅信号を はさんで2か所あります。

20120412_6.jpg
20120412_7.jpg
20120412_8.jpg

岩清水大竜王神社の手前には石畳が広がり、清水が さわさわと音をたてて流れていました。

20120412_9.jpg

いまから250年以上も前、大きな岩の割れ目から垣間見える一匹の蛇がいました。この蛇は他の どの蛇とも違う銀色に黒い斑点模様という変わった蛇でしたので、付近の村人たちは、この蛇が昇天する際には何らかの厄災が降りかかるやもしれないと考え、恐れておりました。そこで、この地を訪れた徳善民道裸師が お経を唱え、蛇が昇天しないように岩の中に封じてしまったのだそうです。

20120412_10.jpg

それ以降も霊蛇は、時折 岩の合間から その蛇体を のぞかせていたが、災いをなすことはなく、徳善民道裸師の力によって、万病の癒える不思議な地として、ここを訪れる人が 後を絶たないのだそうです・・・。ただし、ここでイタズラをした人には罰が あたるそうですので、くれぐれも お気を付け下さい・・・。

20120412_11.jpg

↑碑には「竜神の ゆかりも深き 岩清水 命洗わる 滝の園生地」と刻まれていました。

20120412_12.jpg

以前、滝の頭の水と、岩清水の水を飲み比べてみたことがあるんですが、やはり少し口当たりに違いがありました。わたしは普段飲みなれているためか、やはり滝の頭のほうが飲みやすかったです。
ご注意!生水を そのまま飲むのは あまり良いコトとは言えませんので、決してオススメいたしません。

20120412_13.jpg

清水の流れる先を追って、10分ほど細い山道を歩くと、やがて木々の合間から水面が見えました。数種類の鳥の鳴き声が聞こえます。

20120412_2.jpg

開けた場所に出ると、そこには とても大きな湖が満々と水をたたえていました。

20120412_3.jpg

まるで水鳥の楽園で、100羽は いそうな気がします・・・。岩清水が注がれる この みずうみは、碑文のとおり まさに命の そのう のようでした。徳善民道裸師の力が まだ効いているのか蛇は1匹も見かけませんでしたー。ほっ
万病平癒・五穀成就・大漁万足・諸縁吉祥など‥霊蛇の ご利益を求める方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか・・・。

お・ま・け

20120412_4.jpg

岩清水のそばで またもやキノコ発見!春って意外とキノコが多いんですねぇ・・・。