先日、男鹿梨農家の東山長十郎さんの農園に おじゃまして、梨の枝を いただいてきましたー

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1月18日の花芽。

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葉芽とは色も違い、すこし大きいですが、蕾が膨らむのは まだまだ先のようだなぁ・・・という印象です。孟宗竹の筍のようですね。
ところが!水を入れた一輪挿しに挿して、室内に置いておいただけで、翌週24日(火)には・・・?

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伸びてます。折り重なっていたヒダ?が開き、中から若芽の緑色が露出してきました。
いくら省エネ中とはいえ、やはり室内。あたたかいのでしょう。成長著しいです。「毎週火曜に撮影しよう」などど のんきな日程を組んでいたところ、3週間目の月曜日には・・・?

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開いちゃってます。

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31日(火)横から見た図。「ひとつの花芽からは4~6つほど花が咲くんだよ」と教わっていましたが、そのとおりに・・・

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2月1日(水)目を凝らすと「ココに花が咲くのかなぁ~?」というカンジの まぁるい蕾が6つ見えます。栄養に なりそうなものはマッタク与えておらず、お水だけなんですが、すごい生命力です。そろそろ地面に挿してあげた方が良いんでしょうか・・・?

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根の方は こんな感じです。あまり変化は ありません。お外は寒いですし、雪も まだまだ とけそうに ありませんので、もう少し手元に置いて見守りたいと思います。

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写真の左に ちょこん と見えている葉芽からは その名の通り葉が出る予定なのですが、全然変化がありませんね。育っているのは花芽だけです。花芽と葉芽の こういった違いも実際に育ててみなければ知ることが できなかったかもしれません。

梨でも、野菜でも、作物って わたしたち消費者からすると、購入するときには ちゃーんと いいあんべに育った状態で店先に並んでいるので、農家さんたちは 芽が出たぞー!とか、大事にしてたのに病気に かかっちゃった!とか、今年の育成具合は良い・悪いと一喜一憂しているんだっていうことを、知ってはいても実感できる機会が少ないんですよね。

梨に限らず、お野菜も、お米も、お魚だって、漁師さんや農家さんの おかげさまで今日も明日も いただきます!が できるんですよね。

男鹿梨の花の育成を見守ってみて あらためて、農家さんたちの男鹿梨に対する愛を感じたのでしたー!