そろそろ本格的に花嫁修業サ本腰を入れたほうが良んでねが?という意図があるのか、ないのか、男鹿梨を使った地産地消 料理教室に誘われたので、「おいしいもの だぁいすき♥」とノコノコついて行くことにいたしました。
今日お料理を教えてくださるのは、「ほんわカフェ@まる家のくりかえし作りたいお菓子」という本まで出版しているお料理・パン・お菓子作り研究家の さんのうまる ゆりえ さん。

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材料は・・・生姜焼き用の豚肉、小松菜、インゲン、しめじ、

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そして旬の食材・男鹿梨。
たくさん いただいちゃったり、梨狩りで少々張り切りすぎちゃって、食べきれず、チョット柔らかくなっちゃった・・・そんな時!奥様、その梨で生姜焼きを さらに美味しくしちゃいましょうよ!

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まずは梨まるごと1個、生姜1片、にんにく1片を すりおろします。

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そのバットに生姜薬用の豚肉を漬けておきましょう!

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お味噌汁用に昆布を お鍋の水に いれておきます。

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いんげんの さっぱり ごま和え。
いんげんの筋を取り、熱湯に塩を少々加え湯がきます。取り出すのが早いと えぐいし、遅いと 柔らかくなり過ぎちゃうので気を付けて!と言われ、軽くパニックに。

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でも今日は同じ班のメンバーがデキる主婦ばかりなので
ラク
安心です。
茹で上がって冷水に取ったらザルに あけます。
いんげんは切り方によって食感が変わるので、今日は細かく切って、甘くない さっぱりとした ごま和えを作るんですって!

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お味噌汁の だしを引きます。
昆布を漬けておいた お鍋を中火にかけ、煮立つ前に昆布を取り出しカツオを加えて火を止めます。別の班は取り出した昆布を細かく刻んで料理に利用したようです。だしを引いた後の昆布ってモッタイナイですもんね。

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カツオが沈むまで しばらくおいたら、ザルとキッチンペーパーを使って こします。

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お鍋に だし汁を戻し、食べやすい大きさに わけた シメジを加えて煮ます。 この際、茹で加減がわからない場合は隣の班の様子をチラチラ横目で覗いましょう。

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インゲンに ごま油・塩・白いりごまの順に混ぜ、和えます。
いんげんの さっぱり ごま和え はこれで出来上がり。お皿に こんもり うつくしく盛り付けておきます。

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梨に含まれるプロテアーゼという【たんぱく質分解酵素】の はたらきで、肉のたんぱく質が分解され お肉が柔らかくなるそうです。
そのまま食べても美味しい梨を贅沢に まるまる1個擦って漬けておいた お肉を両面に焼き色がつくまで焼きます。

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焼きあがったら お肉を取り出し、お肉の旨味の残ったフライパンにバットの梨・生姜・ニンニクの漬け汁を入れ、煮詰まってきたら醤油大さじ2・紹興酒大さじ1を加えてソースを作ります。
ここでチョットお味見。
さすがわたしたち!スバラシイ出来栄え!
でも一応ほかの班も偵察しておきますか?

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実はもう一品、梨とカブの甘酢漬けも あったんですが、コチラは半日ほど漬けておいたほうが美味しい!ということで、先生が下ごしらえしてくれていたものを隣の班のおねえさんが混ぜて盛り付けてくれました。

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お味噌汁のシメジが煮えたら小松菜を加えさっと煮たら お味噌を溶き入れます。

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お味噌を入れるのは食べる ほんの少し前。
煮立たせないように気を付けます。

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フライパンに豚肉を もどしソースが お肉全体に からまったら完成です★

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そのころ、先生が焼いておいてくれた梨を使ったデザート・梨のクランブルが焼きあがったようです。
クランブルって・・・なにかな?
薄力粉・アーモンドパウダー・砂糖・バターでできたサックサクの砕いたクッキー的な美味しいものです。Crumbleは粉々に砕くという意味ですって!

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そのサックサクのクランブルの下には甘ぁく煮た梨が敷き詰められています。
あぁ、いい匂い。今日のメニューは どれも美味しそうですが、わたしの忍耐は最後のデザートの時間まで 持つのでしょうか・・・。

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危険を察知したのか、さっさと全員分を取り装われてしまいました。わたしの分は大皿のままでもよかったんですが・・・。

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テーブルに並べて みんなで いただきます!
ちゃんと一番出汁からつくった お味噌汁はヤッパリ手間暇かかった分だけ おいしいです。

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梨とカブの甘酢漬け
スッパサと梨の甘みが食欲をますます増幅させます。シャクシャクの歯ごたえと甘酢で お口の中が さっぱり!箸休めに最高です。

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梨のソースでジューシーに仕上がった生姜焼きは ごはんが すすむ味。生姜と梨のジュワーっと広がる ほんのりした辛さと甘さ。いんげんの さっぱり ごま和え の食感と ごまの風味も生姜焼きに よく合います。

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ごはんを おかわりしちゃう その気持ち、よくわかりますよ!新米ですしね!!

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おいしーおいしーしか言えなくなった わたしたち。トドメは おまちかねの梨のクランブル。しっとりした梨と、サクサクのクランブル。クランブルに梨のシロップが しみた部分も最高です。
旬の食材 最高!
地産地消 最高!!と、郷土料理だけじゃない。ふだんの食卓でも存分に地産地消を楽しめることを再復習して、農家さんと教えてくれた先生に ごちそうさまでしたー。
男鹿梨をつかった3つのメニュー、みなさんも是非レパートリーに加えてみてくださいね!