秋田方面から男鹿に向かう途中、船越のナマハゲ観光案内所のチョット手前で こーんな看板 見たことありませんか?

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世界三景の寒風山
せ・・・世界三景???いつの間に そんなグローバルなコトに なってたんでしょ!? いろんな人に資料を いただいたり、お話を聞いてみると、どうやら それは1913年、今から98年も前のコトらしいんです。地理学者・志賀重昂(しが しげたか)先生が寒風山に登り、その美しく雄大な景観に感激して そうおっしゃったんですって!

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そんな世界に誇れる寒風山、そして山頂からみた景色を 見に行きましょう!

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脇本側の登山口(脇本富永)。

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奥に進むと「新 奥の細道」の茶色い案内標柱が建っています。

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この標柱は、登り口や中間地点など要所要所に建っていますので、歩くペースや休憩の目安に なりますね。

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比詰の登山口。コチラにも やはり「寒風山へ登るみち」の茶色い標柱が建っていますので、安心です。

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道路は きれいに舗装されています。

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新 奥の細道。寒風山へ登るみち。

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くねくねとカーブの多い坂道を登るうち、大きな石碑が見えてきました。(手前は登山道羽立口の標柱)

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寒風山開拓団長 故 竹谷佐吉之碑。なんと!この石碑の文面には出だしから世界三景 男鹿半島 寒風山麓の文字が!!!志賀先生が寒風山に登られた大正2年から、この石碑が建てられた昭和40年まで約52年ほど経過しているんですが、当時の人々にとって、寒風山が世界三景というのは周知のことであり誇りでもあったんでしょうねぇ~!さて、この石碑の右の道へ行くと1.2㎞ほどで「小展望台」へ、左の道を行くと2.3㎞で「鬼の隠れ里」に辿り着くようです!チョット広くなっているので、休憩場所に ちょうどいいですね!

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寒風山の小展望台。

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小展望台の西側(右)には登山道羽立口からの道。

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東側(小展望台の左)には脇本側からの道が続いていました。

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どちらも南から北へ向うルートですので、到着すると真正面に寒風山が見えるんですよね~!

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大展望台。寒風山は男鹿のくびれ、真ん中辺にあるので、360°ドコを見ても男鹿・男鹿・男鹿のパノラマ・ビューを お楽しみいただけます♪

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寒風山の石碑。このカタチ、男鹿半島をデフォルメしたデザインでしょうかね。山頂から見える4つの海岸・・・、どこの海か わかるでしょうか~?

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まずはコチラ!入り組んだ入り江。海から そう遠くないところに白く大きな建物がいくつも建ち、一番奥の岬には灯台が見えますね・・・。そう!北浦方面です!!

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コチラも同じように左に陸、右に海という構図ですが、海岸線は なだらかな弧を描いています。手前には小高い山も見え、海につながる水道がある この海は・・・そうです!船越の海ですね。

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そのまま左に視線をめぐらすと、八郎潟の干拓地も一望できます。

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すると今度は海が左に見えてきます。海の向こうには山々が連なり、海岸線には白い風車が何基も・・・ということは~?
ハイ!五里合・能代方面の海ですね。

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これまた、海が左で、陸が右。建物の数はダントツですね。海には堤防があり、海岸線も随分フクザツです。
ココは、天然の良港として知られ、重要港湾にも指定されている船川港。今年は築港100周年で大変に盛り上がっております。

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そして姫が岳の向こうに見える真山・本山・毛無山。手前に見える小噴火口と鬼の隠れ里・・・。海だけでなく町も山も見渡せる眺望第一・寒風山。おおげさ?いえいえ、「世界三景」の ふれこみが ふさわしいか否かは、実際に汗を かきながら登ってみてこそ、わかることなのです。

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お・ま・け
セルフパノラマで見る寒風山動画