セミナーの後、加藤先生が男鹿市内のジオサイトを見に行く!というので付いてっちゃうことにしました~♪コトバだけじゃ よくわからないので実際に地質を見て納得したかったのです。

まず やってきたのは寒風山。

いつも「まぁるくってキレイだな~」と何気なく見ていた天王砂丘。美しい弧を描いていますね。左の方には八郎潟干拓地も見えます。

西には第一火口の火口原。

大地が波打って見えるのは、妻恋峠火口から流れた溶岩流が途中で固まった「溶岩じわ」

第二火口

「風穴」があるそうです。

鬼の隠れ里。

正体は溶岩が地上に押上られた「火山岩尖」


北(寒風山)から見た脇本の北浦層

南から撮影(生鼻岬トンネル手前)
およそ60万年前の砂岩(茶色の砂の層)と泥岩(白っぽい泥の層)が交互に重なっていますね。地層は水平に重なっていくはずなのに、斜めになっているのは地面が傾いて盛り上がったため・・・というのはわかるんですが、反対方向から見ているのにドチラも右上がりになっていますね。

お次は鵜ノ崎海岸。この辺りの地層は1000万年前の女川層で時々魚の骨やウロコの化石が発見されるんだとか!? 鵜ノ崎で磯遊び・キャンプ・自由研究まで できちゃうなんて~♪小学生の皆さんの夏休みの研究課題にピッタリの場所ですね~。

さぁ、われわれも童心に返って化石を探してみましょう!とにかく片っ端からひっくり返すのがコツ、なんだそうですよ!

鵜ノ崎海岸のジオサイト説明版

かなり良く説明されているようで、先生は特に右下の方をホメてくれてました。

潮瀬崎

大きな岩がゴロゴロしてますが、地面の地質とは少し違いがありますね。

・・・ということは、この大きな岩は津波か何かでヨソから流されてきたのかもしれません。ロマンですねー。


潮瀬ノ岬砂レキ岩(ゴジラ岩)ちょうど火を噴く前?ため込んでるっぽく撮影してみました♪目のトコが窪んでてホントにゴジラっぽいです。付近にはガメラ岩も あるそうですよー。3300万年前高温の火山噴出物が地表に流れてココに堆積したもの・・・が風や波に削られてゴジラ岩になりました。

地質が違う!

ゴジラのシッポ?

サンドパイプ。むかーしむかし、海底の泥の中を生物が掘り進み、その這った跡に砂が入り込んだ、泥の部分は削られ、残った管状の砂の化石・・・突起になっています。

生物が泥を掘り進んだ跡も残っています。

どんな生き物だったのかな?

潮瀬崎は火山噴出物の奇岩・泥岩の層・サンドパイプ・岩床・・・など、盛りだくさんでオモシロイです。ずっと感心しっぱなし!ゴツゴツしていて危険ですので、けがをしないよう注意して観察してくださいね!

今回の参考資料。
最後に、いままでそうとは知らずに撮影してきた(ものもある)男鹿ブロ・ジオ コレクションをどうぞ~☆

椿の白岩。白いけどグリーンタフ

ジオコレ!はーじまるよ
館山崎。グリーンタフとロウソク岩(立石)

グリーンタフ(緑色凝灰岩)

馬に見える?豪太くんに見える?

舞台島。陸続きだけど、島。空中に浮かぶ舞台のように見えるので舞台島と呼ばれています。

孔雀窟

大棧橋。日本海ができる前、約3000万年前の地層なんですって!

白糸の滝

加茂青砂字鴨86。昭和58年 2月21日有形文化財石仏龕(せきぶつがん)

戸賀湾

入道崎

・・・と水島 yeah yeah yeah

鹿落し。入道崎火成岩 looking'good good !
まだまだ ありますが、今回は このくらいで!

