これから いよいよ田んぼの季節ですね今日は いくつもの田で耕運機を使って土を耕す光景を見ることができました。男鹿のおいし~い お米を育てる水を蓄えるため平成10年に完成した滝川ダムを見学しに行きまーす!
以下 清流豊穣 記念文(黒いほう)
「滝川」その名が示す通り、滝のような急流河川である。降雨は一気に増水し、短時間で日本海に流出する反面、少しの干天でも渇水状態となる。
半島独特の宿命でもあるこの不利な地形条件を乗り越えて、先人がたくましく農地を開拓し、群小溜池や小渓流から わずかの用水を確保し営農していたが、これには限界があり絶えず水争いが発生するなど、慢性的な農業用水不足に苦悩してきた。
この過酷な現状を解消すべく、隣接する比詰川流域を含めた本溜池の建設を立案、事業採択より十五年の歳月を要して本日完成を見た。
農業用水の安定供給と、農家経営の安定に寄与する この潤沢な男鹿市最大の水瓶が誕生したことを、市民共々心から喜び合い、ここに記念文を刻す。
19日からの降雨と雪解け水が流れ込んでいるせいか、豊かな量の水が湛えられています。風が ないので水面はとっても穏やか。滔々と~ってこういうことかしら!
ダムの向こうの林からはウグイスの鳴き声が・・・。来る途中にはハトも目撃しましたし(そして例にもれず逃げられました)付近にはアオサギ群生地もあります。このあたりは野鳥の宝庫ですねェ~
ほら!マガモも泳いでいます。
木の上に作られた鳥の巣もハッケン!
そして栗ではない木の枝に刺さった栗のイガが2つも・・・どういうことでしょう?モズのハヤニエ的なアレでしょうか・・・?
松ではないのに松ぼっくり(?ぽいもの)が・・・。
満水になると・・・
水があふれて
滝川に流れます
むこうが滝川上流ですね
水源である男鹿三山・毛無山
川の上流もゼヒ見たいですね!
釜谷沢林道を進むと・・・
すぐに水音が聞こえはじめ、ほんの5分ほどで小川にたどり着きました。
案内板に あったとおり「少しの干天でも渇水状態になって」しまいそうな ささやかな小川です。
雪どけ水も道路を通ってダムに流れていきます。
稲を作るには水の確保が とっても重要ですものね。
男鹿の農家の皆さんが水の心配をすることがないように!と造られた滝川ダムは、多くの鳥たちが遊ぶ、ヒトにもトリにも安心を与えてくれる所でした~