菅江真澄の道を追う旅も、今回から1804年9月分に突入です。
船越 → 脇本 → 寒風山 → 船川 → 増川 → 女川 → 台島 → 椿 → 双六 → 小浜 → 門前 → 脇本 と きて、ココから 若美方面へと北上します。
「払戸」わかみふれあい創明館 前
1804年9月5日邑君(むらぎみ=村の長)の家柄である加藤家には、慶長のむかし、遠い先祖から代々名のっていた勘助にあてて、賜ったという実季の文書がある。
秋田実季(さねすえ)は脇本城に居を構えた安東愛季(ちかすえ)の次男です。
「福川」男鹿市福川字福川山神社参道 入口。304号線ではなく、一本東の道路にあります。
潟で釣りをするたくさんの小舟が、柳の葉が散ったように小さく、それを眺めながら行く。
「角間崎」郵便局のむかいにありましたー。左側面が植木に埋もれちゃってます。
東を見ると、森山と高岡山の合いまの雲間から、森吉が岳が、ひときわ高く望まれる
「鵜木」若美文化交流館 前
この部落の長の大淵某のもとに、実季から賜った御行書が伝わっている。
「滝ノ頭」五里合鮪川(しびかわ)の滝ノ頭 給水スポット前。
1804年9月6日寒風山の中腹にある滝の頭を見学します。
冬でも凍ることなく水量豊富な滝の頭水源。水鳥が4羽ほど泳いでいるのが見えるでしょうか?実は このとき男鹿市の鳥・アオサギが、滝の頭の上を写真左から右へ「クアーッ」と鳴きながら飛んでいくのを目撃したんですが、カメラの起動が間に合いませんでした・・・ホントすみません・・・。
アオサギの群生地は本山の南東あたり?にあるようなんですが、滝の頭や寒風山付近の田圃でも目撃したことがあります。
男鹿の歴史と自然を巡る「菅江真澄の道」運が良ければアオサギにも出会えるかもしれません。アオサギは天然記念物です。もし見つけたら、遠くから そーっと見守ってあげてくださいね!