1804年8月、船川港本山門前まで歩を進めた2日後の29日、ココからナゼか脇本に戻ります。なして?

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「岩清水」この道を下ると清水が流れているところに出ます。
寒風山の麓にある岩清水を見物にでかけた。石だたみに、ささやかな水が清く流れ、その岸に岩があって、この岩の割れ目を見ると蛇が住んでいる。八蠣蛇というものであろうか。

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「飯ノ森」脇本浦田 宗泉寺 前
宗泉寺は円仁(慈覚大師)の開基と伝えられ、昔は天台の法を行っていたが、今は曹洞宗の流れをくむと門の石に彫って、往来の人に知らせている。

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すぐそばには市指定文化財 宗泉寺所有の板碑があります。

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「賀喜石」浦田公民館 前に標柱が建っています。
路のかたわらに大石が二つあった。その石に幼い足形がついていた。
手形もあったそうだが、石が砕けて足形だけが一つ残ったのだという。

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奥には三輪神社があり、

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手前左側には庚申塚(こうしんづか)が立ち並んでいます。

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「大保田」脇本浦田 郵便局付近
小庵の屋根裏に千体仏が魚鱗のようにびっしりと重ねてある。右手の堂の下には石の唐櫃が埋めてあり、漢の子卿の屍を深くかくしていたという。村人は蘇武大臣として尊んだ。

岩清水、飯ノ森の石、板碑、足形がついていたという賀喜石、大保田の石・・・29日の脇本の旅は、石に関わりの深い いちにちでしたね。