柴灯まつりの会場・真山神社までは臨時有料バスが出ます。
15:50発、16:50発、17:50発と3本もあるので時間帯が選べますし、何より雪道の運転は危険ですからね!バスが安心です(めぐ注:写真では雪が少ないですが、チョット前に撮影したものなのです。柴灯まつり当日はもうチョット積もったり凍ったりするかも知れません。それに柴灯まつりが終わるころにはトップリ夜です!馴れない道路は危険です!!バスで行こうよ男鹿半島)
でも会場の真山神社ってどんなトコなんでしょ?ちょっと真山神社への道のりをたどってみましょう♪

以前 ご紹介した 男鹿総合観光案内所(なまはげ案内所)から出発しま~す!

男鹿大橋を越えて、正面に寒風山を見ながら進みます。
男鹿市脇本脇本にある「なまはげの館」

気になりますね・・・。チョットよりみち していきましょう!

東側から見た「なまはげの館」の内部↑

西側から見た「なまはげの館」内部↑
なんとリバーシブル?でした~!そして奥に見える欄間(らんま)が何気に意匠が凝らしてあってスバラシイですね。どこかの古民家から移してきたんでしょうか?

「脇本城跡」を右手に見てトンネルを抜けます。
お天気のいい日は海の向こうに鳥海山が見えて、すごくキレイなんですが、見とれて運転がおろそかになるのが難点今日はナミダを のんで見ずに進みます。
トンネルを抜けると、そこは十字路でした。標識に「↑なまはげ館」と ありますね。直進しましょう。

このスグ先にも交差点がありますが、そこも直進ですよ。
跨線橋を越えて少し走ると、船川港仁井山の交差点があります↓

右折すると 寒風山の登り口
左折すると なまはげライン です。
直進しても目的地には行けるんですが、今日は早くて簡単な なまはげラインを通ります。
GAOの大きな看板が見えたら左折ですぞ!

なまはげラインへの入り口。右折ですのでご注意ください!
まっすぐ行くと、山道を通って船川にでてしまいます!!この風景がみえたら右折です!!!

この交差点を左折すると 真山神社 です!

目印はこの「なまはげの塔」と、大地から球体が突き出たような「なまはげの大地」(塔の左)。

なまはげ直売所では 地元の おかあさん手作りのオイシイモノや お野菜を販売しています!寄ってみてたんしぇ!!
左折後はそのまま直進しまーす。と いうか もう迷いませんでした。

県指定文化財・真山の万体仏という お堂が左に見えてきましたね。壁面から天井にかけて木彫りの小さな仏様がビッシリですよ。圧巻なのでチョットのぞいてみてくださいな。

真山神社の鳥居がみえましたー。鳥居をくぐって 少し進むと第3駐車場・第2駐車場が左にあります。
もっと真山神社に近い駐車場もあるんですが、なまはげ館・伝承館に行かれる場合は第2駐車場が一番近いんですよ

右手前にある球体は「なまはげの玉」です。「なまはげ直売所」のトコロで左折する際に目印にしたなまはげの塔となまはげの大地の作者さんによる作品なんですね。
左奥にみえるのが なまはげ館です。年中無休で8時30分から17時まで開館しております。

「男鹿真山伝承館」残念ながら冬期間は土・日・祝日のみの開講となりますので、ご注意くださいね。なまはげ館との共通入場券がお得なのです!!2月11~13日の柴灯まつり期間中は体験できますが、個人の予約は不可だそーです。

「男鹿真山伝承館」の左わきに階段の小径がみえますね。大きな道路に戻った方が歩きやすいでしょうが、奥に何があるのか気になるので 行ってみましょう!

秋田県天然記念物・榧(かや)の木

樹齢 千数百年の大木なんですって!
高さ11m。枝が東西に24m南北に18mも伸びているそうです。ウン、間違いなく大木!

石に文字が刻まれています。結城哀草果さん という山形生まれの歌人が詠んだ歌です。
いにしへの 光飯寺の跡とめくれば 樹齢千数百年の 大木の榧

歓喜天堂
象の頭と人間の体をもち男女和合・双身のお姿で、縁結び・夫婦円満・子宝・商売繁昌の神様なんだそーです・・・・・・縁結び、ですと・・・?そのお守り買います!!!!!

真山神社・神水
ちょっと疲れてきたころだったので、冷たい水がキモチイイです。真山の山から湧き出ているお水なんですって!サッパリしてから はりきって先に進みましょー。

日本最後の丸木舟 舟下し式 写真展示会場
お守・お札の置いてある建物の側面に入口があります。ココに来たら みなさんも きっと この方に逢えるハズ。

そういえば今までに数か所、丸木舟が展示されているのを見ましたね。男鹿市文化会館、寒風山、男鹿水族館GAO、そしてこの真山神社・・・。結構いろんなトコに展示されています。

階段を上ると、社殿(拝殿)がありま~す。
お参りをしているオンナノコたち発見!
最近、若い女性の間で神社やお寺を巡るのが流行っている、という情報はどうやら本当だったようですね!

左奥に見える階段の上の お社はなんでしょうかー?気になったら行ってみよう!

登りきったトコロに思いがけず「菅江真澄の道・夜籠り」発見!
文化7年(1810)4月7日 真山で夜籠りを見る。(男鹿の春風)とありましたー。
夜籠りとは・・・、村人が集まり薬師堂の中に こもって お経を唱えたり歌ったりして賑やかに夜を過ごした、ということのようです。

薬師堂の中には薬師如来さまが祀られています。

周りの人等は、大陸の方のようなヨロイを着ていますね。十二神将といって、薬師如来さまを守る武神だそーです。だからヨロイなんですね。メンバーには「ばさらさま」など、なんとなく聞いたことがある お名前の方もいらっしゃいます。

今日たどった道を カンタンな地図にしてみましたー。大きな道路を通ったり、神社に近い駐車場に車を停めるよりも、なまはげ館の道路向かいにある第2駐車場に停めて歩いたほうが、よりよく楽しめる!のでは ないでしょうか?

境内入口から見た仁王門
仁王門前にも歌碑があります↓

天つ日を 遮ぎりて暗き 境内に 驚ろき仰ぐ 老杉の丈
このほか、神楽殿や弘法大師石像などなど、まだまだ見るべきところは たくさんあります!是非ご自分の目で、足で、実際に体感してみてください!
真山神社社務所
秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97 TEL0185-33-3033

