皇居の御堀にも、首相官邸にも、大仙市・旧池田氏庭園の雪見燈籠にも使われているという男鹿石。
その男鹿石・安山岩が採掘されている寒風山中腹の現場に やってきました。
※タイヘン危険ですので、採掘現場への一般の方の立入は禁止されております。誤って入らないように気を付けましょう!!
無事故を願ってでしょうか...。
山の神様を祀る石碑が ありました。
わー!あんなに大きなカタマリが地中に埋まっているんですねぇ!?
石には"目"があって、
上手な人が機械でノミを打つとパカっとわれるそうです。
石を大きさによって選り分ける装置。
ここで取り扱っている石は、
港湾工事の基礎などに使用されるそうです。
砂利のように小さく砕くときは大きなプラントという機械をつかうのですが、今は新しい道路を造る予定がないため動かしていないそうです。
雨が降って、地面を掘ったあとに水がたまっちゃたらどうなるんでしょ!?
この現場では雨水などは地下浸透するため、あえて水路を設ける必要がないそうです。
近くにある滝ノ頭湧水に影響がないように配慮されています。
何万年も前の火山活動で噴出した溶岩からなるという男鹿石(安山岩)は熱に強く丈夫なため、さまざまな建造物に利用されています。
加工もしやすいので、ふくろうなどのキャラクターなども販売されていますね!
2012年10月、ぬくもりある古民家風にリニューアルされた男鹿駅の外観にも使用されていますので、男鹿にお越しの際には、男鹿石がどんなふうに活用されているか、探してみてくださいね♪