男鹿の人に、男鹿の大地と文化の話っこ聞いでもらいてな~。年上の みなさんに昔の話っこ教えでもらいてな~。ということで、いろんな施設や公民館におじゃましてます【ジオパーク出前講座】
今回は船川のはせがわ医院に うかがいました~♪
ガイドさんたち、どんな おはなしを聞かせてくれるのかなぁ~♡
お年寄りの みなさんも楽しみにしてくれているみたいです。
ここはショートステイですので、集まっている みなさんも船川近辺に住んでいる方が ほとんどです。
まずは、みなさん小さいころから何度も通ったであろう鵜ノ崎海岸のお話しから。
鵜ノ崎海岸は、《日本の渚百選》だけでなく、《日本の奇岩百景》、『男鹿半島女川層の褶曲(しゅうきょく)』として《日本の地質構造100選》に選定されています。
曲がった洗濯板みでぇだな~。この浅瀬は"波食台"っていうんだど!
ところどころに点々と見える まんまるけ岩は"あずき岩"
こんなに でっけのに、なして"あずき"なんだべが??『岸から見ると小さく見えるから、昔の人はそう呼んでいた』という説を、ガイドさんが教へでけだど。
大っきぃのも、小っちぇのも あるども、"あずき岩" は地中に埋まっていて、年月の経過とともに だんだんと地上サ出てくるんだど!
んだがら、まだ半分うまっているものや、
↑写真のように"あずき岩があった跡"がまぁるく残っているのを見ることが出来るそうです。
さて、ここでクイズです。
「ナマハゲに性別はあるのでしょうか?」
さすが地元のみなさん「赤が男で、青が女!」と即答でした。
男鹿市内の一部地域には『父さんナマハゲ(ジジ)は酒を飲んで赤くなり、それを見た母さんナマハゲ(ババ)は青ざめた』という話があるのです。※すべての地域に当てはまる説ではありません。
つづいて【寒風山】の おはなし。
「みなさんは寒風山に行ってどんなことをしましたか?」という質問に「詩吟を詠みに行った」「ソリのって遊んだ」と、小さいころから親しんできた山であったようです。
現在はツインピーク(2つの山頂)からなる寒風山ですが、もとは もう少し大きな山で、最低でも3回の噴火があり現在の姿になったのでは?と考えられています。
鬼の隠れ里も、岩を積み上げたのではなく、粘り気の強い溶岩が地下からゆっくりおしあげられ、固まって柱のようになったものが崩れたようなんです。
さいごは薬草になるセンブリの おはなし。実はそんなに薬としての効果はない!?と言われ、現在は採取することが禁じられていますが、何十年か前までは、多くの人がセンブリを摘んで干して、胃の調子が悪い時などに煎じて飲んでいたのだそうです。薬屋さんに売っておこづかいをかせいでいたという話も良く聞きますね。
センブリの話から男ぶり・女ぶりが良いという話に...。
さいごは、みんな大好き《男鹿小唄》を唄って お別れしました。
生まれ育った地元にまつわるエピソードを たっくさん用意して、
ジオパークについて わかりやすく教えてくれる《ジオパーク出前講座》
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男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会
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