11月1日は灯台記念日!ということで、前日の10月31日(金)、北陽小学校のみなさんと、入道埼灯台の施設を見学してきました~♪
きょうは海上保安庁のおにいさんたちがな~んでも質問に答えてくれるんだって!

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海上保安庁のマスコット「うみまる」
タテゴトアザラシのこどもで、階級は二等海上保安正なんだよ!

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Q.「灯台はどうして高く造られているのでしょう?」
「津波がくるからー」「景色が良いからー」「海の様子を見るためー?」
子どもたちからいろんな意見が出ましたが、どれも正解っぽいですね。
A.海上をはしっている船が、自分たちはドコを走っているのか確かめるため、灯台の光が遠く沖まで届くように、灯台は高く造られているのです。この入道埼灯台は約28mあります。
海(海面)からの高さは57mあるんですって!

Q.どうして11月1日が灯台記念日になったの?
A.11月1日は、観音埼灯台が日本ではじめて洋式灯台として建った日なのです。ちなみに男鹿の入道埼灯台は秋田県でいちばん古くて大きな灯台で、明治31年11月8日に初点灯しました。

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Q.入道埼灯台はどうして白と黒のシマシマなの?
A.雪が降っても、白黒だと「灯台だ」とわかりやすいという理由で、白地に黒横帯3本塗になりました。雪の降る地域の灯台では、ほかにも赤と白のシマシマ模様などがあります。

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灯台資料展示室で灯台レンズなどを見学しましょう!

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この大きな特殊加工レンズは、光を集めて約37km沖にまで光を放ちます。その間隔は15秒に1回。

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むかしは入道埼灯台にも灯台守がいて、家族と住み込みをして灯りをともしていたそうです。
電気のない時代には、おもりをさげ手作業でレンズをまわしていたんだとか?
青色発光ダイオードが発明され、白い光がつくれるようになった最近では、光源の発光ダイオード化も進んできたんですって!

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Q.灯台のとなりに建っているものはなんですか?
A.風向・風速・気圧を定期的に船におしらせするラジオのようなものです。

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入道埼灯台から見える島(水島)に建っている白い塔は、標柱といいます。

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きょうは船の安全を守る標(しるべ)であり、街のシンボルでもある灯台施設や、海上保安庁のお仕事についてとってもよく知ることができました。
入道埼灯台の中まで見学できる期間は11月3日でおわってしまいましたので、また春に見学に来てくださいね!