なまはげラインを開(ひらき)地区方面に折れ、わかれ道を左折すると滝川ダム。まっすぐ進むと道路の左に 鳥居を見つけることができます。
カンタンな地図ですので あまり正確ではありませんが、ルートとしては こんなかんじでした。分かれ道から20分弱で到着できますよ!
なかなか素朴で味のある めずらしいタイプの鳥居ですね。鳥居の奥には「やまのがみ」を祀った小さな社も見えます。
大山神建立之碑
昭和61年に建立されたようです。
社の横から奥のほうを そーっと のぞいてみると・・・
かなりの広範囲にわたって水芭蕉が ひっそりと自生していました~!わざわざ市外に行かなくても男鹿で ゆっくり鑑賞できますね!
ホントに水芭蕉の葉なの?ってぐらい大きいです。50㎝くらいありそう。
すこし引き返して南の道を進むと なにやら湧水が・・・。
このスグ奥に先ほどの水芭蕉が群生する沼があります。あの水芭蕉も この湧水で育っているのでしょうか?
さらに車道を山の方に登ると・・・
青サギ群生地
沢の下から川の流れる音が聞こえます。滝川ダムの上流です。
残念ながら、まだ時期が早いようで営巣の様子は見ることができませんでしたので、引き返して 地震研究所の電線を目印に林の奥へと踏み入ります。
この奥に「三ノ滝」が あるらしいので見学しに行きましょう。なんとなく道になってはいるんですが、土砂や落ちた枝が道をふさぎ、急な斜面も あったりして、ちょっとしたサバイバルでした。
こんな細い木を束ねた橋や・・・
細く急な階段を降りて、
ようやっと たどりつきました三ノ滝!!
上流には二筋の滝がみえますが、どちらも滝川なんでしょうか?結構水量が豊富ですね。
三段に なっているから三ノ滝と呼ばれているそうです。
水深はあまり深くはないようです。手首位まで でした。
場所によっては深そうなところもありましたので、十分な注意が必要です。
この川が滝川ダムに流れいるんですね。青サギも滝川の水で のどを潤しているのでしょうか?
花や鳥など多くの いきものを育む水は、いのち だけでなく 感動をも与えてくれるようです。
やさしいだけでなく、危険で ちょっぴり厳しい一面も あります。
滝壺です。けっこう深そう。
テレビなどで、県外の渓流に飛び込んで遊ぶ子供たちの映像を見るたびに、とってもうらやましい気持ちになるんですが、男鹿にも こんな飛び込みたくなる渓流が あったんですねぇ~。山の中なので遠いし危険だから知名度が低いのかな?
秋、この流れに紅葉が浮かんだりしてたらステキでしょうねぇ~。
体力に自信があって山に慣れている方には見に来る価値のある紅葉スポットになるかもしれません。
帰り際、付近の沼でアオサギに遭遇できましたー。
営巣地では みんな出払っていたので、顔を見せに来てくれたんでしょうか?
「滝川ダムのついでに~♪」なんて気軽にハイソックスとスニーカーで出掛けてイイ場所では決してありません!肌を出さず、スパイクつきの長靴など完全防備で お出かけ下さい。
美しい花、多くの鳥たちとの出合い。自然の優しさと厳しさを感じ、心地よい疲労感と達成感を得られることと思います。