なまはげラインを開(ひらき)地区方面に折れ、わかれ道を左折すると滝川ダム。まっすぐ進むと道路の左に 鳥居を見つけることができます。

20110506_22.jpg

カンタンな地図ですので あまり正確ではありませんが、ルートとしては こんなかんじでした。分かれ道から20分弱で到着できますよ!

20110506_101.jpg

なかなか素朴で味のある めずらしいタイプの鳥居ですね。鳥居の奥には「やまのがみ」を祀った小さな社も見えます。

20110506_11.jpg

大山神建立之碑

20110506_15.jpg

昭和61年に建立されたようです。

20110506_16.jpg

社の横から奥のほうを そーっと のぞいてみると・・・

20110506_17.jpg

かなりの広範囲にわたって水芭蕉が ひっそりと自生していました~!わざわざ市外に行かなくても男鹿で ゆっくり鑑賞できますね!

20110506_18.jpg

ホントに水芭蕉の葉なの?ってぐらい大きいです。50㎝くらいありそう。
すこし引き返して南の道を進むと なにやら湧水が・・・。

20110506_19.jpg

このスグ奥に先ほどの水芭蕉が群生する沼があります。あの水芭蕉も この湧水で育っているのでしょうか?

さらに車道を山の方に登ると・・・

20110506_20.jpg

青サギ群生地
沢の下から川の流れる音が聞こえます。滝川ダムの上流です。

残念ながら、まだ時期が早いようで営巣の様子は見ることができませんでしたので、引き返して 地震研究所の電線を目印に林の奥へと踏み入ります。

20110506_21.jpg

この奥に「三ノ滝」が あるらしいので見学しに行きましょう。なんとなく道になってはいるんですが、土砂や落ちた枝が道をふさぎ、急な斜面も あったりして、ちょっとしたサバイバルでした。
20110506_102.jpg

こんな細い木を束ねた橋や・・・

20110506_30.jpg

細く急な階段を降りて、

20110506_4.jpg

ようやっと たどりつきました三ノ滝!!

20110506_5.jpg

上流には二筋の滝がみえますが、どちらも滝川なんでしょうか?結構水量が豊富ですね。
三段に なっているから三ノ滝と呼ばれているそうです。

20110506_6.jpg

水深はあまり深くはないようです。手首位まで でした。
場所によっては深そうなところもありましたので、十分な注意が必要です。

20110506_7.jpg

この川が滝川ダムに流れいるんですね。青サギも滝川の水で のどを潤しているのでしょうか?

20110506_8.jpg

花や鳥など多くの いきものを育む水は、いのち だけでなく 感動をも与えてくれるようです。
やさしいだけでなく、危険で ちょっぴり厳しい一面も あります。

20110506_9.jpg
20110506_10.jpg

滝壺です。けっこう深そう。

20110506_12.jpg

テレビなどで、県外の渓流に飛び込んで遊ぶ子供たちの映像を見るたびに、とってもうらやましい気持ちになるんですが、男鹿にも こんな飛び込みたくなる渓流が あったんですねぇ~。山の中なので遠いし危険だから知名度が低いのかな?

20110506_13.jpg

秋、この流れに紅葉が浮かんだりしてたらステキでしょうねぇ~。

体力に自信があって山に慣れている方には見に来る価値のある紅葉スポットになるかもしれません。

帰り際、付近の沼でアオサギに遭遇できましたー。

20110506_14.jpg

営巣地では みんな出払っていたので、顔を見せに来てくれたんでしょうか?

「滝川ダムのついでに~♪」なんて気軽にハイソックスとスニーカーで出掛けてイイ場所では決してありません!肌を出さず、スパイクつきの長靴など完全防備で お出かけ下さい。

美しい花、多くの鳥たちとの出合い。自然の優しさと厳しさを感じ、心地よい疲労感と達成感を得られることと思います。