11日から13日までの3日間にわたって開催された「第48回なまはげ柴灯まつり」を体験してきました~!

20110214_6.jpg
20110214_7.jpg

日が落ちて、あたりが薄暗くなってくると、真山神社の境内に明かりが灯されます。
昼の神社とはまた違った、イイ雰囲気でてますね~!

20110214_24.jpg

柴灯まつり本部
みなさんが安心して まつりを楽しめるように、また、パンフレットを配布したり、スケジュールを教えてくれたり‥と実行委員会や警察の人が待機してくれていました。

20110214_25.jpg

その本部では巫女さんが真山神社のお神酒を注いでくれます。
横にある竹コップを300円で購入すると、御神酒を何杯でもいただけるんですって!
めでたい紅白の餅付き!!器が竹っていうのもイイですねぇ~。見た目はモチロン、竹の香りが御神酒に うつって より清々しい味わいになったのではないでしょうか?わたしは飲んでません!飲んでませんよッ!!

20110214_9.jpg

広場の一角にある「なまはげ変身コーナー」

20110214_10.jpg

なんだか興味ありげに見ている人がいたので、「お面だけでも~」と勧めてみたところ、気分がのったらしく、結局ケデ(ワラで出来た衣装)も身に着けてくれました~。すると係りの人がやって来て着替えを手伝ってくれたんですが、上半身は二枚のケデを左右 袈裟がけに身に着けるんですねぇ~。知らなかったッ!

20110214_26.jpg

神楽殿

20110214_11.jpg

手前に見えるのがお餅を焼いたり、訪れた人の厄を払ってくれる巨大なかがり火・柴灯火です。

薬師堂
20110214_8.jpg
20110214_12.jpg

夜7時、なまはげ入魂の儀

20110214_13.jpg

薬師堂の階段の下に赤・青ふたつの なまはげの面が用意されました。

20110214_14.jpg

神主さんが祝詞をあげ、面に神(しん)を入れます。

20110214_15.jpg
20110214_17.jpg

衣装だけを身にまとった地元の若者が山から下りてきて、面を受け取り身に着けると、

20110214_18.jpg

若者は「なまはげ」となり・・・、山へ戻っていきます。

20110214_19.jpg

その後、神楽殿にて北陽小学校のみなさんによって、なまはげ伝説の劇が演じられました。
事前になまはげ伝説について ちゃ~んと研究したらしく、文や言葉で知るよりも、ずーっとなまはげ達の後悔、村人との和睦など、キモチが伝わる すばらしいストーリーでした。なまはげ に関する伝説・信仰・ならわしを受け継いで、後世に伝えてくる この子供たちこそ、男鹿の宝ですねぇ・・・

20110214_4.jpg

「なまはげ行事再現」「なまはげ踊り」や「なまはげ太鼓」も披露されます。燃え盛る柴灯火のゆらめきのなか、披露される踊りや演奏は、勇壮であり、神々しくもあります・・・。

20110214_23.jpg
20110214_35.jpg
20110214_34.jpg

・・・と、聞き惚れていると小学生の男の子に話しかけられ、カワイイしおり?をプレゼントされましたー

20110214_20.jpg

これはいいお守りになりそうです

20110214_31.jpg

なまはげ下山・献餅

20110214_27.jpg
20110214_1.jpg
20110214_2.jpg
20110214_3.jpg

20時ころ、松明を掲げた なまはげが、薬師堂の奥から 今度は別ルートを通って神楽殿の右側に下りてきました。神楽殿前広場を2周し、柴灯火の ほのお で焼かれ神力の宿った護摩餅(ごまもち)が神官から なまはげに捧げられます。

20110214_33.jpg

今年のミドコロである男鹿市内8地区のさまざまな なまはげの面。本当に個性豊かです。ツノ・キバの有無など違いはイロイロですが、芦沢地区の面は大きさすら他とは大きく異なります。顔が3つくらい入りそう・・・↓

20110214_29.jpg

護摩餅を受け取ったなまはげは、真山神社山頂・奥社に向かい神様に餅を献上します

護摩餅配り

20110214_5.jpg
20110214_16.jpg
20110214_21.jpg
20110214_22.jpg
20110214_28.jpg

薬師堂の奥から、ふたたび なまはげが現れ、神楽殿前、柴灯火の周りで みなさんに護摩餅が配られました。
神様に献上したお餅を切り分け、私たちにも分けてくれるのです。

20110214_32.jpg

この護摩餅は災難除去の御護符(おごふ)として ご利益が あるんだとか!?みなさんチャントもらえましたか?
御護符??ってコトは持ってれば いいんでしょうか???こんがり焼けてるし食べちゃいけないカンジがしますね。

20110214_30.jpg

みちのく五大雪まつりの ひとつに数えられるるなまはげ柴灯まつり。男鹿の伝統と柴灯まつりの神事が合わさった この まつりを、みなさん堪能していただけましたか?

わたしは、まつりや なまはげの勇ましい熱・勢い・神々しさ・・・いろんなものに圧倒されちゃって、追いかけるのが精いっぱいでした・・・。右往左往して興奮していたせいか、あるいは柴灯火・護摩餅の御利益か、寒さにも負けず 心地よい疲労感とともに 男鹿の魅力・柴灯まつりの熱気を大いに感じる一日を過ごしたのでした・・・・・・。
20110214_37.jpg